英語のメールは書けるけど、英語の会議で話すのが苦手・・・
英語を話そうとすると、頭がフリーズして言葉に詰まってしまう・・・
考える時間があれば英文を組み立てられるけど、会話のペースに合わせて速やかに英文を作れない・・・
この記事は、英語のスピーキングを苦手としている人のためのものです。
英語と言えば英会話、スピーキング、話せる人かっこいい!というわけで、スピーキングは英語の4技能(スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング)の中でも、多くの人が注目し、改善に励んでいるジャンルだと思います。
そこでこの記事では、今までに約100冊の英語教材をやり込んだというYさんが、スピーキング対策のおすすめ教材を紹介してくださいました。
初心者、中級者、上級者別にレベル分けしてあるので、あなたに合った教材がきっと見つかるはずです。
各教材の特徴やおすすめポイントをわかりやすく整理しましたので、ぜひ記事本文をご覧いただき、比較検討してみてください。
この記事がスピーキング力向上のお役に立てれば幸いです。
この記事を書いた人
語学学習が趣味で100冊近い英語教材を読破し英検1級に合格したYさんが、おすすめの教材に厳選して紹介文を書いてくださいました。ブログ管理人(Yさんの原文をブログ用に編集させていただきました)は、日本生まれ日本育ちの日本人。外資系歴10年以上、TOEICは915(2019年)。英語学習や外資系での経験を、発信・共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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失敗しない英語学習法:基礎・独学・オンライン英会話・コーチング・アプリ x TOEIC
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初心者におすすめのスピーキング系教材
初心者向けのおすすめ3選
- 英会話なるほどフレーズ100
- スヌーピー学ぶすぐに使える英語表現105
- シャドテン
おすすめ1:英会話なるほどフレーズ100
対象レベル
- 英語初学者~
- 会話表現をあまり知らない中級者にもオススメ
教材の特徴1:会話のルーツとなる100の表現
応用の効く英会話のコアとなる100の厳選されたフレーズが収録されています。例えばコアとなるWhat’s wrong? (どうしたの?)を覚えることで、What’s wrong with this? (これはどうしたの?)、What’s wrong with the printer? (プリンターがどうしたの?)、What’s wrong with this idea? (このアイディアの何がいけないの?)などのように、様々な表現が可能になります。このようなコアとなる100の表現を、ネイティブの子供たちがどれくらいの年齢で使うようになるのかを、年齢の区分ごとにStage1. Babyからstage.5 Teenageerに分けて学ぶ構成となっています。例にあげたような表現の1部の単語を入れ替えることで、様々なことが説明できる表現ばかりが収録されているため、これらの100の表現をおさえることで大抵のことが短い文章で説明できるようになります。
教材の特徴2:日本人が間違いやすい表現
この本にはBE CAREFULという項目が存在し、そこでは日本人がしがちなミスや勘違いについてのまとめがあります。例えば、「どうぞ~してくださいという意味で日本人はPleaseを乱用しがちだが、正しくは Go ahead を使うべきである。」とあり、実際Pleaseを付けるだけで文章が丁寧になると考えている日本人は多いですが、つける場所によっては単なる乱暴な命令に聞こえることもあるため、注意が必要です。筆者が日本での英会話スクールで働いていた経験から、日本人が間違って使用している表現についてまとめています。
おすすめポイント
アメリカで生まれ育った著者が、自分の会話表現のルーツとなっている表現を、アメリカ人である母と共に100個に厳選して収録しています。日本で英会話スクールで働いていた経験から、日本人はアメリカ人が知らないような発音記号であったり、難しい文法事項や用語を知っているのにもかかわらず、簡単な自己紹介もままならないという現実にショックを受けたようです。しかし逆に考えれば難しい文法を理解している日本人ならば、日常で使用されているシンプルな表現を理解することは、それほど難しくないはずです。ただどんな表現が実際に使われているのかを知らないだけなのです。著者はこの本の中で、自身が日本で英語を教えていた経験から、日本人が間違いやすいミスや日本人が使いやすい表現を数多く収録しているため、効率よく学習できる教材となっています。日常会話に不安がある学習者はレベルによらず一度手に取ってみることをおすすめします。
おすすめ2:スヌーピー学ぶすぐに使える英語表現105
対象レベル
- 初級〜中級者
教材の特徴1:話すために必要な知識が網羅されている
この漫画には、アメリカ社会で生きている子供たちの日常会話が、そのまま文字にして書かれています。そのため、この漫画を読んでいると、アメリカの日常生活で頻繁に耳に飛び込んでくる英語がよくわかるようになり、自然と日常会話の技術が向上します。この漫画の中では簡単な単語を組みあわせて日常会話が話されているので、楽しみながら表現力を身につけられる最高の教材です。本書はスヌーピーでお馴染みの「ピーナッツ」の漫画の中から、特に英会話教育の教材として最適であると考えられる部分を抽出、厳選して収録しており、その全ての表現の文法・語法の解説についても漫画の右ページに掲載しています。そのため辞書を引かなくても左ページの漫画を楽しみながら気になった点やその文法・語法を用いた別の例文等を右ページで確認することできるため、気楽に読み進められるように全体が構成されています。
教材の特徴2:漫画のストーリーが深い
簡潔でひねりの効いた子供たちの会話や、スヌーピーが哲学的な物思いにふける場面、その他彼らを取り巻くキャラクターによる大人でも考えさせられる内容になっています。私たちが現在抱える社会問題等についての日常会話も多く、そのような会話にはどのような表現を使えばいいのか、こんなに簡単な表現でもこんなにも難しいトピックについて議論することができるのか!と子供から大人まで色々な発見がある教材になっています。元々スヌーピーが好きな人はもちろんのこと、英語で漫画を読んでみたい人や今後洋書に挑戦したい人にもおすすめの1冊です。
おすすめポイント
日常会話の習得と言っても、普段売られているようなフレーズ集では、実際に生きた英語を学べる機会は少ないように感じます。私たちが普段話す日常会話での日本語が、本にのっているような綺麗な表現ばかりではないのと同様です。実際にアメリカの子供たちがどんな風に会話していて、どのような文法表現が使われているのかを学ぶには、アメリカで実際に読まれている漫画を読んでみるのがひとつの解決策になると思います。小説等に比べて使われる表現も日常会話に近く、すぐにそのまま使える表現ばかりが使われているためです。本書では疑問が残らないよう全ての文法・語法事項についての解説がされているところも、隅々まで学習者への配慮が行き渡っていると感じる1冊です。
おすすめ3:シャドテン
対象レベル
- 初心者〜中級者
- 上級者でもスピーキングは苦手という方
教材の特徴1:最強の英語学習法シャドーイング
シャドーイングは「同時通訳者のスキルトレーニングとしても利用されている(シャドテンの公式サイトより引用)」トレーニング方法であり、私個人の体験としても、シャドーイングは本当にやってよかった英語学習法で、今の英語力があるのはシャドーイングのおかげだと本気で思っています。おそらく、英語を第二言語として習得した人で、シャドーイングをやったことがない人や、シャドーイングを否定する人はいないんじゃないかと思います。もしそんな人がいたら、教えてほしいです。
教材の特徴2:英語のプロによる添削
シャドーイングは最強の英語学習法ですが、一つ欠点があるとしたら、自分1人でやっていると間違った発音をしていたとき、それに気づけないことがあります。シャドテンはそこをしっかりケア。スマホで録音、提出した音声を、英語のプロが毎日24時間以内に添削し、フィードバックが届きます。
教材の特徴3:スマホ一台で完結
シャドテンは専用のアプリ内で、スマホ一台で完結できるトレーニングです。ちょっとした隙間時間にテキストを確認し、サクッと録音し、わずか数クリックで音声お提出することができます。この扱いやすさは他の教材とは一線を画しており、英語学習の「継続」に追い風となります。
おすすめポイント
私自身も実際に体験してみたところ、シャドテン専用のアプリでとても快適にシャドーイングが出来ました。様々なジャンルと難易度のテキストがあるので、あなたの興味やレベルに合ったテキストが必ずあります。長さも数分程度の素材なので、シャドーイングにちょうど良いです。シャドテンは誰でもいつでも無料体験ができるので、興味のある人はぜひ体験してみてください。
シャドテン公式サイトはあくまで「リスニング強化」のためと謳っていますが、個人的に、シャドーイングは
「スピーキング強化」にもおすすめできるトレーニングです。本記事のテーマ「教材」ではないですが、スルーするにはもったいない「サービス/トレーニング」なので紹介いたしました!
中級者におすすめのスピーキング系教材
中級者向けのおすすめ3選
- 超図解 3分英会話フレーズ1500
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- 一億人の英会話
おすすめ1:超図解 3分英会話フレーズ1500
対象レベル
- 初級~中級者
- 常会話が苦手な上級者にもオススメ
教材の特徴1:状況にあった最適なリアルな表現
教科書や従来の参考書は、紹介する英文法、英単語がある程度決まっており、そこから例文を作るため、残念ながら、自然な英会話表現を学ぶのには適していないものが多いのが現状です。例えばHow are you? の返事として教科書に載っていて有名なのものがI’m fine, thank you. And you? がありますが、海外でよく聞くものはこれではありません。私たちが普段友達と敬語を使わないことや、お元気ですか?とわざわざ友達には言わないのと同様に、自然なものと教科書的に教える必要があるものには差があるのです。ちなみに海外でファーストチョイスとなる返答はGood, How are you?です。このように実際に会話で使われる表現は教科書のものとは微妙に異なることが多いです。本書ではこの微妙な違いにこだわり、リアルな表現のみを紹介しています。また、実際に若者が使用する”推し”や”ディスる”など、他のフレーズ集ではまず学べないような、生きたリアルな表現を学ぶことができます。
教材の特徴2:臨場感のあるイラストで効率よく記憶
とことんリアルさにこだわったイラストで、多種多様な状況で使われる1500のフレーズを学べます。英語で実際に会話をするのと、教科書とにらめっこするのでは、結果が全く違ってきます。本書では外国人と実際に会話をしなくても臨場感を持って学べるように、主要例文の全てにイラストがついているため、その状況をリアルにイメージしながら学習することができます。
おすすめポイント
英語を話せるようになるには、海外へ飛び出して英語漬けの生活をするのが一番だと考える人が多いと思います。確かにそれはそうなのですが、それが全員に可能なわけではないのも現実です。留学で海外に行くメリットとは、リアルな英語やその状況に触れる機会が得られることだと思いますが、英語が使われる状況がリアルに感じることが出来れば、日本にいながらも同等の効果が得られるはずです。そのリアルさを求めるには、海外ドラマや映画を見ることもひとつの選択肢になりますが、ドラマや映画では学べるフレーズにバリエーションがないという現実問題があります。恋愛映画で使われる表現は大抵きまったものですよね?本書では恋愛から仕事、趣味や旅行など、多岐にわたる状況の中で、どんなフレーズが使われるのかを学ぶことができます。
おすすめ2:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
対象レベル
- 中級者〜中上級者
教材の特徴1:瞬間的に英語が組み立てられるようになる
瞬間英作文におけるトレーニングの第1段階として、文型毎にスピーディーにたくさんの英文を作ることが効果的です。本書の例文では学校で英語を学んだ人が知らない単語や表現は使用されておらず、新しい知識の記憶という負担は全くかからず文型練習に専念することができます。計790文が紹介されているためかなりのボリュームで、幅広い状況に対応できる演習量が確保できます。
教材の特徴2:分かるからできるに
本書では「読んでわかる」と「話す」という能力には大きな差があるということが強調されています。例えば「昨日僕たちがあった女の人は彼の叔母さんです。」の英文がすぐに口からでてくるでしょうか?この英文はThe woman (whom/that) we saw yesterday is his aunt.となり、英文を読めば多くの人が確かにそうなるなと感じると思いますが、この文章が口からはなかなか出てこなかったのではないでしょうか?このように英文を見れば何となく理解できるけど口頭で即座に作れない人は、中学英語が「分かる」から「できる」に移行できていないのです。話すにはこのプロセスが必要になってくるため、会話では読解に使用するよりも簡単な語彙を用いて演習を重ねる必要があります。本書では特に中学英語で使用される語彙を用いて、日常会話に必要な瞬間英作文能力を鍛えることができます。
おすすめポイント
英語を話すということは日本の英語学習において疎かにされがちな部分だと思います。英語を長く勉強していて、読むことやリスニングはかなり得意でも、会話となるとからっきしという人はかなり沢山います。英語を話すための第一歩は、頭ではよくわかっている基本文型を自由に会話で使えるようにすることです。どんなに難解な文章を解釈し読解することが出来ても、簡単な英文が口から出てこなければ、英語を話すことは出来ないからです。このふたつの能力には異なった学習方法が必要なため、皆さんが読解練習に費やした時間だけ、会話にもトレーニングが必要となってきます。しかし嬉しいことに会話で使われる表現は、私たちが学習してきた読解に使われる表現に比べ、非常に簡単なものが多く、大半は学校で習ってきた単語でなんとかなります。本書のように、瞬間的に英文を口から発することができるようになる訓練を正しく積むことで、ある程度基礎力がある人は劇的にスピーキング力の向上が見込めるはずです。
おすすめ3:一億人の英会話
対象レベル
- 中級者〜中上級者
教材の特徴1:ネイティブの感覚が身につく
ネイティブスピーカーの頭の動かし方をイラストと共に解説しています。従来の参考書のような基本の5文型に分けた説明ではなく、より感覚に基づいた説明が多くなっています。例えば、この動詞をネイティブスピーカーはあげるイメージを持って使うから授与型、力が加わってるイメージがある時に使うから他動型と定義するなど、イメージや使う状況と強く結び付けて解説をしていることから、応用の効く英語力が身につきます。
教材の特徴2:例文が実用的
例文がどれも英会話にすぐに使えるような実用的なものばかり収録されています。従来の参考書では、載せないといけない文法事項がある程度決まっているためか、こんな例文いつ使うんだ?と思ってしまう例文が多く載っていますが、本書では英会話学習に特に特化し、ネイティブスピーカー監修のもと、実際に日常会話で使用される表現ばかりが厳選されています。また、汎用性の高い文章のみを扱っているため、著者はこの本書に収録されている64パターンの型を覚えれば、どんな文章でも作ることが出来ると述べています。
おすすめポイント
イメージと結びつけた英語力は応用が効くため、知らない単語に出会った時も、これはあげる系の意味だから授与型になるだろうな、などと予測できるようになります。実生活では教科書で習わない言葉を急に耳にすることもよくあるため、この単語は第一文型でこの単語は第二文型で…と1体1対応にひとつひとつ覚えて行く勉強法ではキリがなく、聞いた事のない単語に出会った時にフリーズしてしまいますよね。イメージと結び付けて覚えることで、効率よく学習できるだけでなく、よりネイティブに近い感覚でコミュニケーションをとることができ、様々な状況に対応できるようになります。
上級者におすすめのスピーキング系教材
上級者向けのおすすめトップ2
- 英検準1級、1級二次試験・面接 完全予想問題
- TOEFLテスト集中攻略スピーキング
おすすめ1:英検準1級、1級二次試験・面接 完全予想問題
対象レベル
- 英検準1級、1級受験者
- CEFR B1~C1レベル
教材の特徴1:会話をする時のポイントがわかる
英検面接試験における採点項目や会話で、どの部分が評価されるのかを学ぶことが出来るため、英検のみならず総合的なスピーキング力の向上が期待できます。例えば、準1級における4コマのイラストの展開をナレーションし、それにまつわるQ&Aを行う問題では、状況説明は全て過去形にすること。ひとつのコマについて3文程度で描写できること。Yes で文章を止めないこと。英語では黙ってる時間をつくらずUmでもいいから何か言い続けながら話すなど、英語的に正しい会話をするためのポイントがいくつも詰まっています。もちろん友人と話す時にここまで細かくなる必要はありませんが、スピーキングの試験ではどの試験にも大切になるポイントです。
教材の特徴2:様々な状況を説明し議論できるようになる
準1級は4コマのイラストを説明する形式でしたが、1級の場合は複数の選択肢の中から自分の話したいトピックを決め、それについてスピーチをします。トピックは社会問題から政治、教育や医療まで幅広く問われるため、本書では幅広いジャンルのトピックに対してどんな話をすべきかを学ぶことができます。このレベルの議論になると日本語でもパッとは思いつかない意見も多いと思うので、英語で様々なトピックに触れ、どのような意見を普段から持っておけばいいのか、またそのスピーチに適した単語を自分は知っているのかを把握し、知らない場合は適切な語彙力を身につける必要があります。本書ではよく問われるジャンルは全て掲載されているのはもちろんのこと、ポイントとなるフレーズや持っておくべき意見についても多く収録されているため、スピーキング力の向上が期待できます。
おすすめポイント
自学自習をしていると、自分のスピーキング力を評価してもらえる機会はなかなかないと思います。スピーキング力は客観的に判断することも難しく、また人に聞いても正しく判断してもらえるとは限りません。そこで英検のような資格試験の面接では、どこに着目して採点しているか等を知ることが、効果的なスピーキング練習となります。英語学習を進めていて挨拶や簡単な日常会話を理解できるようになっても、何かを説明したりスピーチが求められる英検、IELTS、TOEFL等の、資格試験でのスピーキング学習に手こずる学習者は多く、普段から様々なトピックに触れ、自分の意見とそのトピックに適した語彙を身につけておく必要があります。本書は頻出のジャンルでどのような意見を持って置けば良いのかが効率的に学べるため、英検以外を受験する方や単純にスピーキング力を上げたい方にもおすすめです。
おすすめ2:TOEFLテスト集中攻略スピーキング
対象レベル
- TOEFL目標スコア80〜100程度
教材の特徴1:総合的な英語力が向上
iBTスピーキングは他の資格試験と異なり、インタビューに対する受け答えではなく、文章を読んだり問題を聞いたりした後に、モニターに向かって一方的に解答を話す形式です。したがって、リスニングやリーディングの力もしっかり身についてないと、そもそも何を話せばよいのか分からない難易度の高いテストです。本書はこれら全ての技能を意識し、総合的に英語力を高めていけるような構成になっています。また、目標のレベルごとにどれくらい複雑な表現をするべきかが5段階に分かれて記載されているため、自分のレベルにあった表現を学習していくことで、確実にレベルアップしていくことができます。
教材の特徴2:スピーキングではどこが評価されるのかが分かる
公式が公表している評価項目だけでなく、本書を作成しているトフルゼミナールが受験や調査を続け、その結果に基づいてどのような解答で何点が貰えるのか、どの様な態度で臨めば良いのかが詳細に解説されています。答えるべき解答の例文だけでなく、発音やイントネーション、どのような語彙を用いるべきか、ネイティブらしい息継ぎやポーズの仕方までを学ぶことができます。モデルアンサーをシャドーイングすることは、満点解答を目指せるスピーキング力獲得に効果的な練習となるでしょう。また0から4点満点まで全ての解答例が収録されているため、自分の解答は客観的に何点程度なのかも確認することができます。
おすすめポイント
スピーキングの練習は客観的に点数をつけることも難しいので、1人で行うことがなかなか困難ですよね。しかし本書には全てのレベルの解答例が載っているため、現在の自分の立ち位置や目標とする点数までの距離を判断することができます。自分の語彙が自分の目標とする解答例と離れている場合は、語彙力を巻末付録などで強化することもできます。様々なトピックを様々なレベルで解説しているので、幅広い受講生のスピーキング力向上に役立ちます。
(まとめ)おすすめのスピーキング系教材
初心者向けのおすすめ3選
中級者向けのおすすめ3選
上級者向けのおすすめトップ2
- 英検二次試験・面接 完全予想問題:準1級、1級
- TOEFLテスト集中攻略スピーキング
■おすすめの英語教材:記事一覧
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