初めての転職で不安を抱えている方へ。
転職活動は、いろいろと不安に感じることもあると思います。
特に、初めての時はなおさらですよね。
しかし、その不安はどれも、考え方1つで克服することができますし、
みんなそんな感じでやってるんだ、と知るだけでも解決することができます。
それに今は令和の大転職時代です。
昭和の終身雇用モデルは完全に崩壊していますよね。
1つの会社に一生勤め続けるなんて考え方が古いですし、外の世界を知らないのは社会人としてむしろヤバいです。
転職の1回や2回なんて普通ですし、もっとしてる人もザラにいます。
この記事は、転職なんて当たり前の令和時代へ、あなたの思考をアップデートします。
この記事を書いた人
日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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初めての転職:よくある22の不安を全てを克服する考え方
転職できるか自信がない
転職できるかどうかは、実力の他に、運の要素も大きいです。
なぜなら、転職の合否には下記3つの要素が影響してくるからです。
- そのポジションに空きが出るタイミング。
- 募集人数の多さor少なさ。
- あなた以外の応募者の実力。
この3つは、あなたや私にはコントロールできないですよね。
ですので、私たち転職応募者は、
- 良い職務経歴書を書く。
- 面接の準備をしっかりやる。
- 企業研究をしっかりやる。
など、できることを淡々とやって、果報を寝て待つのみです。
転職は、初心者が思っている以上に、運の要素が大きいので、
「転職できるか自信がない」と悩むのは時間の無駄です。
書類や面接で落ちたとしても、あなたの人間性が否定されたわけはありません。
普通なら受かっていたのに、たまたま、すごい経験・実績のある人がいた。
こんなことは普通に起こり得ますので、仮にご縁がなかったとしても、不必要に自分を責めないようにしてください。
転職は運の要素が大きいからです。
現職と転職活動の両立ができるか不安。
現職と転職活動の両立は、みんなやっていることですので十分に可能です。
なぜなら、世の中便利なもので、
転職エージェントが下記の全てを無料でサポートしてくれるからです。
- 履歴書・職務経歴書の作成。
- 面接の対策。
- 企業研究。
- 面接の日程調整。
- 内定後の年収交渉。
ということで、この他にあなたがやることは、
面接の当日、時間どおりに応募先企業に行くことだけ。
ほとんどの場合、夕方(5~7pm)スタートか、有給休暇(半休も含む)で、日程は調整できます。
転職活動は、就職活動より難しそう。
はっきり言って、転職は就職よりずっと簡単です。
なぜなら、応募人数が桁違いに少ないからです。
- 就職:人気企業だと、5名の新卒募集に対して、何千人レベルで応募してくる。
- 転職:1名の募集枠に対して、少なければ2~3人、どんなに多くても20~30人。
20代で社会人経験が少なく、アピールできることがない。
これは悩みますよね。私も20代で転職したときは悩みました。
一般的な回答としては、
- 小さくてもいいから、自分が工夫してチームに貢献したことをアピールする。
- 失敗経験だったとしても、そこから学んだことをアピールする。
などがありますが、これらは転職エージェントと一緒にアピールポイントを作っていってください。
※おすすめの転職エージェントは後ほど紹介します。
1 Point Advice
自分の弱みや失敗体験をしっかり整理しておくことをおすすめします。
なぜなら、これらを正直に話せる人は、誠実な印象を与えることができるからです。
まだ20代で実績がないのは当然のことですし、見栄をはってアピールしてもどこかに無理が出てしまうものです。
他の候補者が自分の強みを強調する中で、あえて弱みもしっかり話せば、きっと面接官の印象に残るはずです。
自分の弱みや失敗体験をどのように話して行くかは、プロの転職エージェントと一緒に作っていってください。
※おすすめの転職エージェントは後ほど紹介します。
30代で初めての転職でも大丈夫? 特に未経験の業界や職種
未経験職種への転職は、20代が有利なのは確かです。
しかし、30代でもお互いのニーズがマッチすれば、転職はバンバン内定が出ます。
実際、私も30代で未経験の職種(メディカルライター)に転職し、今年で2年目になります。
私からのアドバイスは、面接時に下記を確認することです。
- 未経験者も募集している理由。
- 前任者の在職期間と退職理由。
- 未経験者への教育・サポート体制。
- 他の未経験者は、入社後どんな感じでやってるか?
- 事前に勉強できる書籍。
これらに納得できれば、きっとその会社でうまくやっていけるはずです。
逆に、前任者の在職期間が極端に短かった場合、ブラックな環境である可能性が高いので気をつけてください。
転職エージェントに相談したり、ネット上の評判は可能な限り調べるようにしましょう。
40代でも転職できるだろうか?
繰り返しになりますが、転職は企業のニーズとあなたがマッチするかどうかなので、年齢は関係ありません。
40代で転職する人も普通にいますし、上のポジションになると経験や実績が求められますから、20代より40代の方が圧倒的に有利です。
私も前や今の会社で、40代以上で転職してきた人を何人か見てきましたし、経験のある方が入ってきていただけるのは、とても心強いです。
自分を必要としてくれる企業があるか不安。
これも多くの人が抱えている不安だと思いますが、悩むだけ時間の無駄です。
なぜなら、自分の市場価値は、市場に聞かないとわからないからです。
自分の市場価値は、下記2つの方法で知ることができます。
- 転職サイトのオファーメールを受け取る。
- 転職エージェントに相談する。
転職サイトとは?
リクナビネクストなどの転職サイトに登録すると、あなたに興味を持った企業から直接オファーメールを受け取ることができます。
このメールがどれくらい来るかで、自分の市場価値をある程度測ることができます。
転職エージェントとは?
デューダなどの転職エージェントに登録すると、下記のような総合的なコンサルティングを無料で受けることができます。
- 転職市場の現状や未来予測を教えてもらえる。
- 今後のキャリアについて相談に乗ってもらえる。
- 履歴書・職務経歴書の作成をサポートしてもらえる。
- 面接対策をしてもらえる。
- 企業研究のサポートをしてもらえる。
転職初心者の方は、「転職エージェントとはどんなものなのかを知る」、という意味でも、絶対に使うべきです。
やりたいことが自分でもわからない
やりたいことがわからない人は、
「やりたいこと」ではなく、「自分にできること」を軸に考えてみることをおすすめします。
なぜなら、
自分にできることをやる → 社内で評価される・お客さんに喜んでもらえる → うれしくなる・楽しくなる
というポジティブな流れが生まれやすいからです。
実際、私が外資系企業で成り上がっていく過程は、まさにこの流れでした。
仕事の内容自体は、特に好きでも嫌いでもないものでしたが、自分に向いていたことは確かです。
向いているから他人より上手くできる → 社内外で評価される・関係者によろこんでもらえる → うれしくなる・楽しくなる
▼おすすめのTED Talks
やりたいことがわからなくて悩んでいる方には、こちらのTEDがおすすめです。
2019年9月時点で、再生回数は500万回以上、いいねは13万以上。
Follow your passion ではなく Passion follows you
世界はこの考え方に共感しています。
英語のリスニングが厳しい方は、Youtubeの字幕機能が便利です。
転職活動の進め方や流れがわからない。
この悩みは転職エージェントで瞬殺です。
なぜなら、転職活動の進め方や流れ、履歴書・職務経歴書の作成、面接対策など、全てをプロの転職エージェントがサポートしてくれるからです。
私も、初めて転職するときは転職エージェントを使いましたし、そのおかげで転職活動の基本的な流れを理解することができました。
令和は大転職時代ですから、長い人生の間に、複数回転職することになります。
転職エージェントとはどんなものなのか、早いうちに経験しておくべきです。
職務経歴書の書き方がわからない。
ネット上に無料テンプレートがあるので、心配無用です。
例えば、私のおすすめがこちら。
私が初めての外資系転職でお世話になったロバート・ウォルターズの公式サイトです。
メニュー > 転職アドバイス > 職務経歴書の書き方
ここに無料テンプレートがありますので、ダウンロードしてご利用ください。
メニュー > 転職アドバイス > 英文履歴書/英文レジュメ
からは、英語版の無料テンプレートもダウンロードできます。
ロバート・ウォルターズの公式サイトは必見
↑のメニューからわかるとおり、ロバート・ウォルターズの公式サイトは転職に関するアドバイス、面接対策(英語含む)など、お役立ち情報が満載です。
外資系転職に限らず、日系企業への転職を考える際も使えるものばかりですので、外資系、日系にかかわらず、全ての転職希望者におすすめです。
もちろん全て無料です。
転職を成功させたいなら、これを使わない手はありません。
転職サイト・エージェントの数が多すぎて、どこを選べばいいかわからない。
基本方針として、大手・有名どころは全て登録すべきです。
なぜなら
- 多くの求人情報をチェックできる=見逃しを防げるから。
- 自分に合った担当者を選べる=何社か切っても、まだ何社か残るから。
- 複数のエージェントから、多角的な意見を聞ける=1社だけだと担当者個人の意見に偏ってるリスクがあるから。
とは言うものの、10社以上も登録するのは、流石に面倒ですし、私もそこまではしていません。
私はせいぜい2~3社くらいです。
初心者の方は、情報が多すぎるとパンクしてしまうと思いますので、
まずは超がつくほどの大手2~3社くらいで始めるのが良いと思います。
私のおすすめ超大手3社
- リクルート・エージェント:転職活動が初めての方におすすめ。求人数の多さからとりあえず登録しておくべき。
- デューダ:同上 + コンタクトの手軽さが魅力的。LINEを活用している若い世代には特におすすめ。
- ロバート・ウォルターズ:外資系の求人数は圧倒的。外資系に転職したい方は必ず登録するべき。そうでない方には不要。
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転職エージェント比較・組み合わせ:リクルート・エージェント、デューダ、ロバート・ウォルターズ
Sushi Kこの記事は、下記転職体験談を寄稿してくださったMさんが、実際に利用した転職エージェント3社【リクルート・エージェント、デューダ、ロバート・ウォルターズ】のメリット、デメリット等をまとめて ...
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3社とも転職業界で超がつくほどの大手なので、
外れのない平均以上のサポートを受けることができますし、
転職業界のサービスレベルは、超大手でこれくらい、という基準がわかるメリットもあります。
繰り返しますが、これからは、複数回の転職は当たり前です。
残りの人生のできるだけ早い時期に、転職エージェントを利用し、どんなものかを知っておくべきです。
面接が苦手で自信がない
この気持ちはとてもよくわかります。
私は口が上手い方ではないので、会話系、コミュニケーション系は全般的に苦手です。。。
でも、面接(や仕事)で求められるコミュニケーション能力は、そういうことじゃないんですよね。
質問に対して、
- 結論から回答する。
- 5W1Hを明確にする。
※5W1H:Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
面接に自信がない人は、まずはこの2点を意識してみてください。
営業職とかじゃない限り、話し上手である必要はありません。
そもそもこの世界に、面接が得意=100発100中で合格できる人なんていません。
いるとしたら、
- 面接に慣れている人
- 自信のあるふりをできる人
がいるくらいでしょう。
転職エージェントに模擬面接をしてもらったり、第5希望くらいの企業で面接の練習をしたり。
面接は練習や経験で慣れていきますので、できることを淡々とやって行くのみです。
それに、前述のとおり、転職は運の要素が大きいので、面接で不安になるのは時間の無駄です。
派遣から正社員になれるかな?
派遣から正社員は十分なれますので、正社員を希望する方は前向きに考えていいと思います。
と言うのも、私が務める今の会社も、前の会社も、派遣から正社員になった人は普通にいるからです。
このブログでは、派遣から正社員に転職した方に、転職体験談も書いていただいています。
企業側としても、どんな人かわからない外部の人より、
仕事も人間性もわかっている派遣社員の人の方が、採用失敗のリスクもなくて安心です。
その意味で、実力が同じなら、外部の人より有利な立場にあると言えます。
現職への出戻りは可能?
現職への出戻りは、可能と言えば可能です。
実際、私の前の職場でも、出戻りしてきた人はいましたし、出戻り後もみんなと仲良くやっていました。
ただし、それにはいくつかの条件があったと思います。
- 円満退職できていた。
- 上司や同僚に「いつでも戻ってきていいよ」と言われていた。
- 出戻りくらいでネチネチ言わない会社だった。
逆に、これらの条件を満たせていないと、幸せな出戻りにはならない可能性が高いので、気をつけてください。
今の会社がブラックなら出戻りなんて論外ですが、悪くないと思っているなら、
出戻りの可能性を残しておくためにも、退職は円満にやっておいた方があなた自身のためになります。
キャリアアップできるか不安。今より給料やポジションが下がったらどうしよう・・・
これはまずあり得ませんので、安心してください。
なぜなら、キャリアダウンになるオファーは全て断ればいいだけだからです。
転職の最終決定権を持っているのはあなたであり、誰に強制されるわけでもありません。
給料やポジションを下げたくなかったら、それらのオファーは全て断りましょう。
こうすれば、絶対にキャリアダウンはしません。
もしあるとしたら、あなたがワークライフバランスを重視している場合でしょうか。
キャリアダウンになってもいいから、家族や子供との時間を優先する。
それも1つの選択ですし、最近はそういう価値観を持っている人も増えて来ています。
転職回数が多い、無職の期間があるけど大丈夫?
転職は企業のニーズとあなたがマッチするかどうかなので、これを理由に転職を諦める必要は全くありません。
むしろ、これらの事情に応募先企業がどう反応するかで、その企業の本質が見えやすくもなる、便利な指標だったりもします。
転職回数が多いのも、無職の期間があるのも、一人ひとり様々な事情があった結果なわけで、
上っ面だけを見て一概に否定してくるのか、それとも、ちゃんとあなたの話を聞いてくれるのか?
前者だった場合、そんな会社はこっちからお断りしてやりましょう。
そんな会社に転職したって、気持ちよく働けないのは明らかですので、入社前にそれがわかってむしろラッキーです。
面接の最後の質問は何を聞けばいいの?
面接の最後で必ず聞かれる、「何か質問はありますか?」
この時、何を質問すればいいのか、本当に難しいですよね。。。
私が面接官をした経験から言うと、正直、この時点で、面接の合否は決まっています。
ですので、よっぽど良い・悪い質問をしない限り、面接の合否に影響することはありません。
とは言え、質問が全くないのも、本当にウチに興味あるの?と思われてしまうので、
墓穴を掘らなそうな質問を1つや2つ用意しておくことをおすすめします。
具体的には、転職エージェントに相談すればいいので、心配は不要です。
1 Point Advice
- このポジションが募集になった背景
- 前任者の在職期間と退職理由
これは私が現職へ転職するときの面接で聞いたことで、内定受諾の決断をする際に役立ちました。
この回答が怪しい場合、ブラック企業である可能性が高いので、面接という機会を活かしてぜひチェックしてください。
面接官の目が泳いだり、変な間があった場合は、要注意です。
面接は企業に選ばれる場であるとともに、あなたが企業を選ぶ場でもありますので、その判断に必要な情報は、しっかり確認するようにしてください。
もう1つあるとしたら、「面接官の人がその会社で働いている理由」を聞くのもありですね。この質問から、実際の社員が会社をどう思っているかが透けて見えるからです。目が泳いだり、変な間があった場合は、要注意ですが、前向きな答えが聞ければ、前向きに入社を考えていいと思います。
どこに行っても辛いのは同じ?みんな我慢してる?
そう思っているとしたら、完全に間違っていますので、今この瞬間に目を覚ましてください。
なぜなら、人間関係も、業務量も、気持ちよく仕事ができる企業は普通に存在するからです(特に外資系)。
下記記事で書いたように、ブラック企業にいる人ほど、自分に嘘をつき、現状を肯定しようとする、という恐ろしい結果が、心理学の研究で明らかになっています。
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ブラック企業から転職する為に知っておくべき心理学【認知的不協和の実験(フェスティンガー )】
とんかつ少ない月給、長時間労働だけど、やりがいと自己成長は感じられる。 今の仕事は悪くない。むしろ楽しい。やきとり Sushi Kえ?ちょっと待って、それ、本当? 自分に嘘をついてない?うなぎ ブラッ ...
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ブラック企業にこき使われている、という事実を認めてしまうと、自分が惨めになってしまうので、
「どこに行っても辛いのは同じ」「みんな我慢してる」など、こじつけの理由を作って、自分を正当化しようとしてしまうんですね。
もしかしてこの会社ブラック企業かも?と思ったときは、一度冷静になって、自分がこの状態になっていないか、考えてみてください。
円満に引継ぎ・退職できるかな?
日本企業で退職願を出した時、「辞めないでくれ。」「少なくともX月X日までは引き継ぎで残ってほしい。」「責任感はないのか?」「人としてちゃんとしろ。」
とか言われたことがありますが、バカじゃないかと思います。
私の考えでは、退職願から1ヶ月後以降のことは、こちらの知ったことではありません。
民法上は2週間、就業規則上は30日(のところが多い?)、今まで一緒に仕事をしてきた情と一般的な常識から考えて、最大1ヶ月。
その先のことは、本当に、こちらの知ったことではないですよ。
社員に辞められて困るなら、辞められないような会社であるように努力しろ。
社員に辞められるような、魅力のない会社であること反省しろ。
心の声が出てしまいましたが、円満な引継ぎ・退職で一番大切なポイントは、下記の2点です。
- 民法と就業規則をしっかり守る。
- 演技でもいいので、社会人として、冷静に、丁寧に対応する。
要は、こちらに非を残さないよう、演技でいいから大人の対応をする、ということですね。
言い換えるなら、あとは会社の問題であり、円満な引継ぎ・退職ができないのは全て会社のせいである、という事実を作るんです。
こちらは1ヶ月という十分な時間を会社に与えているわけですから、その期間内に引継ぎができないなら、そんなオペレーションをしている会社に問題があるわけです。
そもそも会社の問題なのに、あなたが割りを食って引き継ぎをズルズル先延ばしにするのは完全にお門違いです。
業務量がパンパンなチームメンバーに仕事を引継ぐのが申し訳ない?
いいえ、これも会社の問題です。
そんなオペレーションをしている会社が悪いんです。
メンバーにネチネチ嫌味を言われる?
会社の問題をあなたに責任転嫁してくるメンバーがおかしいですし、そんな会社にいるメンバーにも問題があります。
その会社が嫌なら、あなたと同じように転職すればいいわけで、なんらかの理由で転職できないなら、その人本人に問題があるのでしょう。
外資系企業では、退職願の提出から1ヶ月以内の退職は普通ですし、長くても1.5ヶ月くらいが常識の範囲内です。
日本企業だと同じようにはいかないかもしれませんが、100歩ゆずって、最大で2ヶ月。
ここまであなたが譲歩しても、円満な引継ぎ・退職ができないのなら、それは完全に会社の問題ですので、
民法と就業規則に従って淡々と退職手続きを実行しましょう。
世の中便利なもので、退職代行サービスもありますので、面倒なことは全てこちらに依頼してしまえばOKです。
▼男性の退職代行はこちら
▼女性の退職代行はこちら
希望にあった求人が見つかるだろうか?
世の中は広いので、どこかにきっと、あなたの希望する求人があるはずです。
まずはネットで検索してみてください。
検索がめんどくさい人は、とりあえず転職サイト・エージェントに登録して、そこからの情報を待ちましょう。
特に、転職市場の動向や、業界の未来予測も含め、幅広い情報が得られるという意味では、転職エージェントが一番のおすすめです。
転職を考えているなら、悩んでいるだけ時間の無駄です。
なんとなくでも希望する求人があるのであれば、とりあえず情報収集という行動を起こしてください。
調べるのは無料ですし、転職サイト・エージェントも全て無料です。
応募企業は、何社くらいが適量?
私のおすすめは5~10社くらいです。
具体的な数は人それぞれですが、新卒就活のエントリーシートみたいに、数10~100社も応募する必要はありません。
この点、転職活動は、就職活動よりも、物理的にずっと楽です。
実際の数は、転職エージェントと相談して決めて行ってください。
参考までに私は、5~10社に応募して、どんなに最悪でも、最低3社は面接に行けるイメージでプランニングすることが多いです。
初めて転職する人は、5社以上面接に行けるプランにして、第4、第5希望くらいの企業で、面接の練習をすることをおすすめします。
練習だと思えば多少はリラックスできますし、その経験が第1~3希望の優先企業の面接に役立つからです。
1つでも先に内定が取れれば、精神的に安定しますし、本命企業と条件交渉するときのカードにも使えます。
転職活動はどれくらい時間がかかるのだろう?
転職活動には3~6ヶ月の時間がかかります。具体的な目安としては
最短でも
- 転職準備に1ヶ月:履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、企業研究
- 転職活動に1ヶ月:書類選考・面接
- 退職までに1ヶ月:新企業との条件交渉→内定、現職の引継ぎ・退職手続きなど。
のような感じです。
特に初めての転職の場合、それぞれ1ヶ月以上かかることも十分に想定されますし、
有給休暇が溜まっている人は、その分の期間も追加になります。
3~6ヶ月を短いと感じるか、長いと感じるか、人それぞれだと思いますが、期間を短くできるのに越したことはないですよね。
そのためのポイントは、今すぐ転職エージェントに登録して、プロのコンサルタントと一緒に、履歴書・職務経歴書を作っておくことです。
転職初心者の方は「転職エージェントへの登録=即、企業に応募しなければならない」と思っている方もいるかもしれませんが、全然そんなことないので安心してください。
気持ちと時間に余裕があるうちに、
- キャリア相談を受け、転職の方向性を漠然とでも共有しておく。
- 履歴書・職務経歴書を作っておく。
- 方向性にあった求人情報を受け取っておく。
という使い方も全然普通にできるのが、転職エージェントなんです。
スムーズに転職活動をするポイントは、気持ちと時間に余裕があるうちに、できることをすませておくことです。
なぜなら、切羽詰まって精神的、肉体的、時間的にも追い詰められた状態で、ゼロからスタートするのは大変だからです。
これらのことは、気持ちと時間に余裕があるうちに完了させておくことをおすすめします。
まとめ
初めての転職ガイド:要点を3つにまとめると
悩むのは時間の無駄
転職の合否は運の要素が大きいので、悩むだけ時間の無駄です。
また、転職活動が初めてで、進め方がわからなくても、転職エージェントが全てサポートしてくれます。
悩んでいる時間があったら、今すぐ行動するべきです。
求人情報をストックだけでもしておく
こんな求人があるのか!と、外の世界を知るだけでも、心に余裕が生まれます。
今すぐガチの転職活動をスタートせずとも、求人情報をストックしておくだけでも、精神的に安定します。
今の会社に一生勤め続けるつもりがなければ、外の世界に目を向けるのは早ければ早い方がいいと思います。
時間と心に余裕があるうちに、履歴書・職務経歴書を作成しておく
履歴書・職務経歴書は、時間と心に余裕があるうちに、できれば今すぐ、作成を開始しておいた方がいいです。
なぜなら、現職のストレスが我慢の限界を超えたり、家庭の事情で、など、切羽詰まってしまったときに、すぐに動けないからです。
時間的、精神的、体力的にも追い詰められた状況では、冷静な判断が下せないですし、転職の失敗はこういう状況で起こりがちです。
- 例1:履歴書・職務経歴書の作り方が雑になってしまう。
- 例2:面接の対策が十分にできない。
- 例3:早く内定がほしいあまり、本音では納得いっていない内定に飛びついてしまう。
転職成功の秘訣は、時間と心に余裕があるうちに、できることを早め早めにやっておくことです。
令和は大転職時代
令和の常識は、こんな感じですよね。
- 終身雇用は完全に崩壊。
- 大企業でもリストラは普通。
- 年金も若い世代ほどもらえない。
一方、昭和・平成の常識は、こんな感じ。
- 1つの会社に一生勤め続ける。
- 転職は会社への裏切り。
- 転職は大変なこと、人生のビッグイベント。
正直、この考え方は古いですし、令和の価値観はこうです。
- 1つの会社しか知らず、外の世界を知らないのは、社会人としてむしろやばい。
- 転職2〜3回は普通、それ以上の人もザラにいる。
- 長い人生、複数回転職するからこそ、初めての転職は早めに済ませ、転職に慣れておくべき。
少しずつ離婚がカジュアルになってきたように、転職ももっとカジュアルになって行くんでしょうね。
この記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
転職が初めての方へ、その他の記事もご用意していますので、こちらもぜひ参考にしてください。
転職ガイド - 基礎編
転職ガイド - 外資系編