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さて、英語学習者を悩ましてやまない「How are you?」問題。
↑の「How are you?」記事が王道的な回答なのに対し、この記事は覇道的な回答としてご用意しました。
王道と覇道とは?
- 古代中国の政治思想。
- 王道:人徳による政治。
- 覇道:武力による政治。
先にお伝えしておくと、この記事は劇薬です。
良くも悪くもまじめな人が多い日本人には、刺激が強すぎるかもしれません。
でも、まじめすぎる人にこそ、こういう劇薬を飲んでほしい。
私からの本気のメッセージ、ぜひ受け取ってください。
この記事を書いた人
日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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How Are You? I’m Very OK!
本気のメッセージx3
- 仮にネイティブと違ったとして、だからなんなのか?
- ネイティブのルールなんかぶっ壊せ!
- How are you? の新しい返事を考えよう!
仮にネイティブと違ったとして、だからなんなのか?


事実を言うと、ネイティブも「I’m fine」って言うんですけど、ここでは100歩ゆずって、ネイティブは「I’m fine」なんて言わない、と言う設定で話を進めます。
なぜそんなことをするかと言うと、
ネイティブは○○って言うとか、言わないとか、ネイティブが〜、ネイティブは〜、ネイティブ、ネイティブ、ネイティブ・・・



私はネイティブを気にしすぎている状態を「英語ネイティブサマサマ症候群」と名付けています。
心当たりのある方は、後でこちらの記事もご覧になってみてください。
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英語ネイティブサマサマ症候群への処方箋【英語学習者が知るべき5つの真実】
あなたは英語ネイティブサマサマ症候群にかかっていませんか? 英語ネイティブサマサマ症候群とは、下記のような疾患です。 代表的な症状 英語ネイティブ様は常に正しいと思っている。 英語を話す相手を想像する ...
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- ネイティブの言い方を気にして、ネイティブと違ったらどうしようと、ビクビクしている自分がいいか?
- ネイティブとは多少言い方が違うかもしれないけれど、自分の言葉で、自分の意見を、熱く語れる自分がいいか?
私は絶対に後者がいいですし、そんな自分でいるために、
一時期「How are you?」に対して「I’m very OK!」と返事をし続けていました。
以下は、とある外資系グローバル企業での、私と英語ネイティブ上司とのエピソードです。
I'm very OK!:相手に言いつつ、自分に言っていた。
上司:How are you?
私:I'm very OK!
「I'm very OK」は、私が英語ネイティブ上司と何百回と話した末に出した、「How are you?」に対する返事の1つです。
一時期の私はずっと、「How are you?」に対して「I’m very OK」と言い続けていました。
(「I'm very OK」は2015年に中国のネットでバズった言葉です。話が脱線するので、詳細は割愛します。)
アメリカ人の友人によると、「I’m very OK」は、意味はわかるけど、文法的に正しくないみたいです。
しかし私は、そういう発想への反発で、わざと「I’m very OK」を言い続けました。
そんな私が英語ネイティブ上司に、「I'm very OK!」と言い続けていると、
ある日上司に感染して、「I hope you are doing very OK!」というメールが。
(ビジネスメールの定型文は I hope you are well.)
この時は、うれしかったですね。
勝ったと思いました。(何に? 笑)
「I'm very OK!」でも何でもいいから、言い続けることで、それが私のキャラになって、
平凡な一人の英語非ネイティブが、英語ネイティブを力でねじ伏せた。
私の完全勝利です✌️
何が言いたいかと言うと、
外国語を学ぶ人にとって、発音や文法を完全にマスターすることは、とても難しいことで、
どんなに勉強しても、間違いがゼロになることは、おそらくありえないはずです。
だったら、間違いを恐れてビクビクするより、間違いを恐れずたくさん話した方が良くないですか?
私の「I'm very OK!」は、相手に言いつつ、自分に言っていたんです。
「語彙も文法も発音も、私はミスを恐れないぞ!」
「大事なのは、表面的な流暢さじゃなくて、話の中身!」
「私は自分の想いを、自分の言葉で、堂々と話すぞ!」
英会話の最初で、どうしても避けられない「How are you?」問題を逆手にとり、
「I’m very OK!」と自分に言い聞かせ、自分に強気のスイッチを入れていたんです。
メモ
参考までに、私が毎回「I'm very OK!」と返事をしていると、この上司は笑っていました。バカにした笑いじゃなくて、いい意味でですよ!(笑)
私の上司は、「I’m very OK」の意味はわかる。でも文法的に正しいか間違いかはわからない。別に「I’m very OK」と言ってダメなことはないと思う、とのことでした(ただし社外のお客様は除く)。
ネイティブのルールなんかぶっ壊せ!
次は、中国語が堪能な友人の話を紹介させてください。
彼女が中国語ネイティブに対して「超好 (ちゃおはお=super good)」と言い続けていると、その中国語ネイティブの方にも「超好」が感染したみたいで。
彼女もうれしかったらしく、これも非ネイティブが勝利した一例です。(何に? 笑)
超ナニナニというのは、日本語の感覚だと自然な表現ですが、中国語にその感覚はなくて、「超好」というのは、とても日本人らしい発想なんです。
何が言いたいかと言うと、外国語を学ぶ者として、
「ネイティブにない発想で、新しい言葉作ってやるよ!」
くらいの気持ちがあっても、いいんじゃないかなと。
大事なことなので繰り返しますが、
- ネイティブの言い方を気にして、ネイティブと違ったらどうしようと、ビクビクしている自分がいいか?
- ネイティブとは多少言い方が違うかもしれないけれど、自分の言葉で、自分の意見を、熱く語れる自分がいいか?
私は絶対に後者でありたいです。
ネイティブのルールなんかぶっ壊してみませんか?
一度やってみると、けっこう気持ちいいですよ。
How are you? の新しい返事を考えよう!
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How Are You?問題を完全解決!「I’m good」で固定しよう【ネイティブの返事から本質を読む】
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詳しくは↑の記事をご覧いただきたいのですが、英語ネイティブのみなさんは「How are you?」に対して、誰もまじめに返事をしていません。
つまり、「How are you?」にどう返事するかは、こちら側の自由なんです。
そこで、ネイティブがどんな返事をするかは一旦横に置いておいて、
どんな返事をすれば、自分のキャラ作りになったり、自分にポジティブなスイッチを入れられるか、考えてみませんか?
例えば
- I'm super good!
- I'm ultra good!
- I'm hyper good!
「good」は「fine」や「excellent」みたいな、他の言葉でもいいと思います。
他にも何か思いついたらそれでいいと思いますし、「I'm very OK」や上記の例が気に入れば、使っていただいてかまいません。
王道の返事は、あくまでも「I'm good」。それでもあえて覇道に行くのもおもしろいですよ!
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How Are You?問題を完全解決!「I’m good」で固定しよう【ネイティブの返事から本質を読む】
「How are you?」への返事は「I’m fine, thank you, and you?」でいいのか? 私も含めた、全ての英語学習者が、一度は悩んだことがあると思います。 とんかつネイティブ ...
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最後にまじめな話をすると、「How are you?」に対する王道的な回答は「I'm good」です。
まずは、↑の記事をご一読いただき、「I'm good」を返事の第一候補に考えていただければと思います。
でももし、あなたが、
- 「I'm good」じゃつまらない
- 「How are you?」への返事で、自分のキャラを作りたい
- 友人、恋人、同僚、上司を笑わせたい
- 「I'm good」以上に、強烈にポジティブなスイッチを自分に入れたい
という場合は、これらの覇道的な返事を使ってみるのもいいと思います。
一生使い続けるわけではないでしょうし、私のように、人生のある一定期間、
自分にとって特別な返事を言い続けることで、見えてくることがあります。
あえてネイティブと違う返事をするのも、おもしろそうだね!
と思う方は、ぜひやってみてください。
まとめ
まとめ
- 仮にネイティブと違ったとして、だからなんなのか?
- ネイティブのルールなんかぶっ壊せ!
- How are you? の新しい返事を考えよう!
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