Mandatory/Compulsory/Obligatoryの意味・違い・使い方・例文【外資系での使用頻度はMandatoryが最多】

Mandatory/Compulsory/Obligatoryの意味・違い・使い方・例文【外資系での使用頻度はMandatoryが最多】

とんかつ
Mandatory, Compulsory, Obligatoryは、どれも「必須の、義務的な、強制の」と意味。だけど、微妙にニュアンスが違うんだよね。
外資系の現場では出現頻度にも明らかな差があるよ。
やきとり
れおん
すべてを全力で覚えるのは効率が悪い気がするな。各単語のニュアンスを確認しつつ、出現頻度も意識して、メリハリのある覚え方をして行こう。

この記事を書いた人

今年で外資系歴10年目、日本生まれ日本育ちの日本人です。TOEICは対策なしで915(2019年)。独学でここまできた経験を、日本人英語学習者のために共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。

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Mandatory, Compulsory, Obligatoryの意味・ニュアンスの違い

意味

  • Mandatory:必須の、義務的な、強制の
  • Compulsory:必須の、義務的な、強制の
  • Obligatory:必須の、義務的な、強制の
れおん
表面的な意味はすべて同じです。ただし、Mandatory, Compulsory, Obligatoryそれぞれが持つニュアンスは微妙に異なります。その違いが次です。

ニュアンスの違い

  • Mandatory:3語の中で最強の強制力を持ち、Mustのように法律的、契約的なニュアンス
  • Compulsory:義務教育や納税の義務的ニュアンス
  • Obligatory:3語の中でもっとも道徳的ニュアンスが強い
れおん
ニュアンスの違いはわかった。では、Mandatory, Compulsory, Obligatoryの出現頻度は?よく使われるものは覚える価値があるけど、あまり使われないのであれば軽く流した方が、メリハリがあって勉強の効率もいいですよね。

Mandatory, Compulsory, Obligatoryの外資系の現場での出現頻度

「外資系の現場」という括りで言うと、出現頻度が最多なのは「Mandatory」です。

逆に、「Compulsory」と「Obligatory」はほとんど出てきません。

実際、私の外資系10年以上の経験の中で、この3つの違いで悩む場面は一度もなく、99.9%はMandatoryが使われています。

したがって、英語を活かしてキャリアアップ、外資系転職をしたい人は、Mandatoryに脳力を優先して使い、CompulsoryとObligatoryの優先順位は下げていいと思います。

Mandatory, Compulsory, Obligatoryの使い方・例文

Mandatoryの使い方・例文

例文

  • 英文:It’s mandatory for us to follow the procedures, because it’s defined in the standard operating procedures.
  • 和訳:その手順に従うことは必須です、なぜならそれは標準業務手順書に定められているからです。

例文

  • 英文:It’s mandatory for us to submit the application form, because it’s required as per the local law in China.
  • 和訳:その申請書を提出することは必須です、、なぜならそれは中国現地の法律で定められているからです。

Mandatoryのニュアンスを思い出してみると「3語の中で最強の強制力を持ち、Mustのように法律的、契約的なニュアンス」でした。

いかにもビジネスで使いそうなニュアンスですよね。上記の例文からもこのニュアンスを感じ取っていただけたことと思います。

セットで覚えると効率的!MandatoryとRequiredとOptional

例文

  • 英文:Those in “To” are invited as Mandatory/required Attendees, whereas those in “Cc” as Optional Attendees.
  • 和訳:Toの方は必須出席者として、Ccの方は任意出席者として招待しています。
れおん
MandatoryとRequiredは同じ意味で、ニュアンスも全く同じ。どちらを使っても問題ありません。

チームメンバーに会議の案内を送る時は、上記のようにすることで、誰の出席が必須なのか、任意なのかを明確にすることができます。

逆に、自分に謎の会議案内がきた時は、

  • Is my attendance really mandatory/required? (私の出席は本当に必須ですか?)
  • May I understand that my attendance is optional?(私の出席は任意と理解してよいですか?)

などと書くことで、自分の出席要否を確認することができます。

任意でいい会議なんか、参加したくないですもんね。

参考

私の経験上、外資系企業だとPCのWindowsが英語版になります。

当然、Microsoft Outlook(メール)も英語版なのですが、

会議参加者を招待する欄(メールアドレスを入れるとこ)の表記は、下記のようになっています。

  • Required(必須出席者)
  • Optional(任意出席者)

マイクロソフトの設定に倣うなら、「Required」としておいた方が、システムと単語が一致して、読み手にわかりやすいと思います。

れおん
MandatoryとRequiredの差程度であれば、どちらでも通じると思いますが、多国籍チームで仕事をして、非ネイティブもたくさんいる場合、「同じ意味の言葉なら、こっちの方がわかりやすいよね」っていう気づかいも大切です。無駄な誤解がなくなり、仕事がスムーズに進んで行くからです。

セットで覚えると効率的!Mandatoryから芋づる式に、OptionalとVoluntaryも

Mandatoryからは脱線になりますが、芋づる式にまとめて覚えておくと効率が良いのが、OptionalとVoluntaryです。

  • Optional:任意の
  • Voluntary:任意の、自発的な

VoluntaryはOptionalより自主性が強いニュアンスで、それはボランティアという言葉からも簡単に想像できますよね。

ビジネスの現場では、ほとんどがMandatory(またはRequired)とOptionalのセットが使われますが、せっかくなので、Optionalと一緒に、Voluntaryも覚えてしまうと、効率が良くておすすめです。

Compulsoryの使い方・例文

例文

  • 英文:English is a compulsory subject from elementary school.
  • 和訳:英語は小学校から必須科目である。

例文

  • 英文:A tax is a compulsory financial charge on a taxpayer by a governmental.
  • 和訳:税金は政府から納税者に課される義務的な支払いである。

Compulsoryのニュアンスを思い出してみると「義務教育や納税の義務的ニュアンス」でした。

ちなみに、義務教育は「compulsory education」と言います。

Compulsoryの必須感は「そうしておいた方が、その人にとって得」とも言えます。

義務教育は受けておいた方がいいし、納税は(嫌だけど)国からのサービスも受けれて、よほどの大金持ちでない限り納税者のメリットが上回りますので。

Obligatoryの使い方・例文

例文

  • 英文:(I’m) happy to oblige.
  • 和訳:よろこんで引き受けますよ。

上記の例文は、↓の動画(01:09:00~)からの引用です。

When Bill and I first met each other and worked in the early days, generally, we were both the youngest guys in the room, right individually or together, I'm about 6 months older than he is, but roughly the same age. And now, when we're working at our respective companies, I know about you but I'm the oldest guy in the room most of the time, and that's why I love being here, (司会の男性:happy to oblige).

ビルと私が初めて出会い、働いていた初期の頃、概して、私たち二人は部屋の中で最も若かったです。一人でも、二人でも、私は6ヶ月ほどビルより先に生まれましたが、2人はだいたい同じ年齢です。そして今、私たちがそれぞれの会社で働いている時、私はほとんどの場合、部屋の中で最も年をとっています。だから私はここにいるのが気持ちいいんですけどね(補足:司会の方が年上で、自分が最年長じゃないから、という意味)(司会の男性:よろこんでその役を引き受けますよ)。

Mandatory, Compulsory, Obligatoryの意味は「必須の、義務的な、強制の」なわけで、そもそも、日常生活でこういう単語って、使わないですよね(日本語でも)。

ですが、日常生活で使うとすれば、こんな感じ、っていうのがこの例文、ということで、ここで紹介しました。

「I’m happy to oblige. (喜んでやります)」は、頭の片隅に入れておくと、良いかもしれませし、こういう返事ができるとかっこいいかもです(笑)

Obligatoryと、フランス語のノブレス・オブリージュ

Obligatoryは、フランス語のノブレス・オブリージュと語源的に関係があります。

ノブレス・オブリージュとは、「高貴さは(義務を)強制する」という意味で、社会的地位のある者は社会の規範となるべく振る舞う義務がある、というもの。

Obligatoryのニュアンスを思い出してみると、「Mandatory, Compulsory, Obligatoryの3語の中で、もっとも道徳的ニュアンスが強い」でした。

このニュアンスは、ノブレス・オブリージュともよくリンクしますし、Oblitatoryのニュアンスを覚えるのに役立つと思います。

まとめ

まとめ

  • Mandatory, Compulsory, Obligatoryの意味は、「必須の、義務的な、強制の」
  • Mandatory:3語の中で最強の強制力を持ち、Mustのように法律的、契約的なニュアンス
  • Compulsory:義務教育や納税の義務的ニュアンス
  • Obligatory:3語の中でもっとも道徳的ニュアンスが強い
  • 外資系ではMandtoryの出現頻度が最も高い。
  • MandatoryとRequiredはほぼ同じ意味で、反意語Optionalと併用することで、役割分担を明確化できる。

カテゴリー:外資系で覚えた英語

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れおん

日系企業を3年未満で退職し、外資系10年目(3社目)。現職はメディカルライターとして、新薬の開発/承認申請に関する文書を書いています。日本で生まれ、日本で育ち、日本で英語を勉強しました(TOEIC 915@2019年)。帰国子女でも留学経験者でもない、普通の日本人だからこそ伝えられることを、英語、転職を中心に発信していきます。詳細プロフィールはこちら

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