Escalate, Cascadeの意味・使い方・例文【上または下への情報伝達】

Escalate, Cascadeの意味・使い方・例文【上または下への情報伝達】

とんかつ
Escalate, Cascadeは、それぞれ「上に伝える」「下に伝える」という意味で、ビジネス英語
の超重要単語。
英語で仕事をするなら、必ず使うことになるね。
やきとり
Sushi K
すべての英単語を全力で覚えるのは効率が悪い。重要なものを優先的に、メリハリのある覚え方をして行こう。

この記事を書いた人

日本生まれ日本育ちの日本人で、外資系歴10年以上、TOEICは915(2019年)です。英語学習や外資系での経験を、発信・共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。

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Escalate と Cascadeの意味をセットで覚えるメリット

Escalate と Cascadeは、共にビジネスシーンで使用頻度が高い単語です。

  • Escalate:問題を上司に報告し指示を仰ぐ。問題を一段階格上げする。
  • Cascade (cascade down): 部下やチームメンバーに情報を展開する/浸透させる

Escalate と Cascade は対義語の関係にあり、

Escalateが「上」への、Cascadeが「下」への、情報伝達/ビジネス事項の申し送り/決定権の移譲であることを意味します。

英単語の覚え方は、語源で覚える、イメージで覚えるなど、いろいろとありますが、今回の「対義語をセットで覚える」というのも非常に有効です。

ぜひ本記事で紹介する例文と合わせて覚えて、実際のビジネスシーンで使用してみてください。

Escalate と Cascadeの意味・イメージ

Escalateの意味・イメージ

escalateは、エスカレーターから意味を想像すると分かりやすいです。

具体的な意味は、下記の4つがあります。

  1. 〔人や物を〕エスカレーターで上げる[下げる]
  2. 〔~の量や程度などを〕段階的に上昇させる、エスカレートさせる
  3. 〔闘争・問題などを〕悪化させる
  4. 〔現状レベルで解決のつかないことを〕上位レベルの処理事項とする

この中でビジネスシーンにおいて頻繁に使用するのは4の意味です。

顧客からのクレームやプロジェクトの納期やコスト面の課題に関して、一担当の手に負えない事態となる前に、事前に上司に報告するシチュエーションでよく用います。

個人的には名詞形のescalationをよく使用しました。

Cascadeの意味・イメージ

Cascadeは「滝」という名詞で覚えておられる方が多いでしょう。

動詞としては、下記の意味があります。

  1. 〔~を〕滝のように落とす
  2. 〔~を〕次へとつなげる、転送する

ビジネスの現場では、”cascade down”の形で使用することが多いです。

このイディオムは、「部下やチームメンバーに情報を展開する/浸透させる」という意味です。

Escalate と Cascadeの使い方・例文 from ビジネスのリアルなシチュエーションから

Escalateの使い方・例文

例文

  • 英文:I can escalate this problem to his manager because I know he is on vacation.
  • 和訳:この問題の担当者である彼は休暇中です。だから、私は、この問題を彼のマネージャーにエスカレーションします。

以前、Aさん(資材関係担当者)が休暇中、資材調達に関して、問題が発生したことがあります。

その際、Aさんの了承を得たうえで、Aさんの直属の上司であるCさんに、この問題をエスカレーションした際の例文です。

例文

  • 英文:(The) escalation (of this big problem) is needed.
  • 和訳:この大きな問題のエスカレーションが必要とされている。

多国籍のプロジェクトにかかわっていた時、インド人の同僚が”Escalation is needed” と深刻な顔で呟いていました。

その当時、彼の権限では判断できない事象があり、彼の上司に判断を仰いだのです。

Cascadeの使い方・例文

例文

  • 英文:I would like you to cascade this information down to your team members.
  • 和訳:わたしはあなたに、この情報をあなたのチームメンバーに伝えて(浸透させて)ほしい。

プロジェクトにかかわる重要情報をチームメンバーと共有する際のフレーズです。

単に、tellやexplain を使用するのではなく、浸透させる/情報を展開するという意味をもつ”cascade down”を使用するのが相応しいシチュエーションです。

例文

  • 英文:This strategy is supposed to be cascaded down to all project members.
  • 和訳:この戦略は、すべてのプロジェクトメンバーに情報展開されるべきものです。

重要な戦略が発表された際、それがプロジェクトメンバー全員に共有されなければならない、という意味です。

MEMO:Escalateの使い方アドバイス

上司へのエスカレーションに関しては、”タイミング”が重要です。

日本語でのビジネスでも同じですが、

  • 自分の手に負えなくなる前
  • 問題が顕在化する前
  • プロジェクトに影響を与える前

にエスカレートすることが非常に重要です。

私もプロジェクトリーダーの立場で仕事をするようになり、これを痛感しています。

早めにエスカレーションしないと問題が悪化してからでは手遅れのケースもあるのです。

自分ひとりで抱え込むことはやめて、早めにエスカレーションすることを、単語やフレーズの使用と合わせて意識してみてください。

MEMO:Cascadeの使い方アドバイス

部下へのカスケードに関しては、”具体化”が重要です。

曖昧な指示では部下が混乱するだけ。

出来上がった資料やプロジェクトの出来が悪く、場合によってはやり直しになるケースもでてきます。

できる限り具体化・詳細化して、カスケードするようにしましょう。

その際のおすすめは、cascadeを実際にビジネスで使用する場面を想定した上で、可能な限り具体化したフレーズを作成し、それをテンプレートとして覚えてしまうことです。

それを何度も口に出して自分の言葉にすれば、後は、場面に応じて使用する単語を置換するなどして応用できるようになるでしょう。

このように取り組めば、cascadeを用いたフレーズが、ビジネスの会話で自然に口をついて出てくるようになり、より自然な会話ができます。

(まとめ)Escalate, Cascadeの意味・使い方・例文

まとめ

  • Escalate, Cascadeは、それぞれ「上へ」「下へ」の情報伝達で必須の超重要単語。
  • Escalate:問題を上司に報告し指示を仰ぐ。問題を一段階格上げする。
  • Cascade:部下やチームメンバーに情報を展開する/浸透させる

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Sushi GPT

日系企業を3年未満で退職し、外資系10年以上(4社目)。現職はメディカルライターとして、新薬の開発/承認申請に関する文書を書いています。日本で生まれ、日本で育ち、日本で英語を勉強しました(TOEICは対策なしのぶっつけで915@2019年)。帰国子女でも留学経験者でもない、普通の日本人だからこそ伝えられることを、英語、転職を中心に発信していきます。詳細プロフィールはこちら

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