

この記事を読んでわかること
- 英単語・熟語ダイアローグの特徴、3つのメリット、3つの効果、おすすめの3つの使い方。
この記事を書いた人
今年で外資系歴10年目になる、日本生まれ日本育ちの日本人です。TOEICスコア915@2019年。独学でここまできた経験を、日本人英語学習者のために共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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英単語・熟語ダイアローグとは?
英単語・熟語ダイアローグは、Basic1200と1800の2冊からなる、英単語・熟語の教材です (CD+ダウンロード音源付き)。
私は本書に真剣に取り組んだ(自己投資した)結果、人生を変えるほどの語彙力を得ることができました。
費やした時間
- 英単語・熟語ダイアローグBasic1200 : 3ヶ月
- 英単語・熟語ダイアローグ1800 : 9ヶ月
得たもの
- 自分の語彙力に自信がついた
- 外資系グローバル企業に転職後、語彙で一度も困らなかった
- 世界100都市を旅しても、語彙では一度も困らなかった
- 平均的難易度の洋書なら苦労なく読めるようになった
たった1年の自己投資で、一生ものの語彙力が身につきました。
あの時、英単語・熟語ダイアローグBasic1200と1800を真剣にやって、本当に良かったです。
この記事は、そんな私の経験を共有することで、読者の方が英語で人生を切り開く参考になればと思い、書いています。
英語には人生を変える力があります。
英単語・熟語ダイアローグはBasic1200も1800も、一生ものの自己投資になりますので、ぜひ続きも読んでみてください。
英単語・熟語ダイアローグの特徴
Basic1200と1800に共通の特徴
- 見開き1~2ページのショートストーリーを100以上収録 (→1話が短く続けやすい。文脈の中で単語を覚えられる。)
- 英文は会話ベース (→会話の仕方がわかる)
- 日常生活から社会問題まで幅広い話題を収録 (→あらゆる話題に対応するための、単語と知識の両方が身につく)
- 登場人物が個性的 (→楽しみながら英語を学べる)
- CD&ダウンロードで音源付属 (→発音確認、シャドーイング、ディクテーションができる)
- アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアと、4カ国の英語を収録 (→多様な英語への対応力が身につく)
- TOEIC重要単語マーク付き(→TOEIC対策も同時にできる)
英単語・熟語ダイアローグ Basic1200
Basic1200が対象とする人
- TOEIC 500~650点を目指す方
- これから英語の勉強を始める方
- 長らく英語から遠ざかっていて、基礎単語から復習したい方
ココがおすすめ
全ての会話文の、スロースピード音声を収録しているため、初心者が勉強しやすい。
英単語・熟語ダイアローグ 1800
1800が対象とする人
- TOEIC 700~860点を目指す方
- 日常生活、慣習・制度、娯楽・レジャー、健康・医療、環境問題、ビジネス、科学技術、政治、法律、社会問題まで、幅広い語彙力を身に付けたい方
- 留学、転職、移住、世界一周、なんでも、英語に関する準備をしっかりしておきたい方
ココがおすすめ
本書をしっかりやれば、外資系グローバル企業でも通用する語彙力が身につきます。
英単語・熟語ダイアローグ 1800は難しい?
難しいかどうかは、人それぞれ、現時点でのレベルによるため、なんとも言えません。
しかし、事実として、英単語・熟語ダイアローグ1800に収録されている単語は、仕事、留学、移住など、英語で人生を切り開こうとするなら、
絶対に知っておくべき、最低レベルの超重要単語ばかりです。
英単語・熟語ダイアローグのメリット、効果、使い方
英単語・熟語ダイアローグの3つのメリット
メリット1
英単語・熟語ダイアローグはBasic1200も1800も、本当に重要な単語がギュッと濃縮されています。
例えば、英単語・熟語ダイアローグ1800の音源は約3時間、長めの映画1本分。
この時間内に、日常生活から社会問題まで、世界中どこでも通用する重要単語がしっかりと網羅されています。
ココがおすすめ
英単語・熟語ダイアローグには、重要な単語がギュッと濃縮されているため、同じ時間内での学習効率が高い。
メリット2
英単語・熟語ダイアローグBasic1200には見開き1ページのショートストーリーが171個、
英単語・熟語ダイアローグ1800には1〜2ページのものが108個、収録されています。
これにより私たちは、その単語を使う場面を明確に理解できるとともに、文脈の中での使われ方、ニュアンスまでも感じることができます。
これが次に説明する忘却曲線、つまり科学的に、とても大きなアドバンテージとなります。
▼忘却曲線とは?
忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線。特に心理学者のヘルマン・エビングハウスによるものが有名である。(Wikipedia)
詳しくは上記の記事にゆずるとして、簡単にポイントだけ書くと、次のようになります。
- 情報の関連付けがないと、最速で忘れていく
- 情報を関連付けることで、記憶の効率を上げることができる
ココがおすすめ
英単語・熟語ダイアローグでは、濃縮された重要単語を、文脈の中で関連付けながら覚えられる。
メリット3
▼シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英文と同時ではなく、影のように少しだけ後を追いながら、発声する英語のトレーニングです。
実際のやり方は、本田圭佑さんの動画を参考にしてください。
本田さんは音だけでやっていますが、慣れないうちは、テキストを見ながらでも大丈夫です。
もともとは同時通訳者の方のトレーニング法だったそうで、実際にやってみるとその効果は抜群。
私は以下2つのメリットを感じました。
シャドーイングの2つのメリット
- 脳だけじゃなく、体(目、耳、口)でも単語を覚えられるので、関連付け記憶法との相乗効果で、単語がさらに覚えやすい。
- 英語特有のリズムとアクセントを体で覚えられる(単語だけでなく、英文レベルで)。
特に効果を感じたのは、2つ目のリズムとアクセントの力です。
よく「発音は完璧じゃなくていい。伝わる発音であればOK。」と言いますが、
「伝わる」の秘訣/コツは、このリズムとアクセント(と文法)なんです。
日本で生まれて日本で育った私たちは、
まずシャドーイングでリズムとアクセントを覚えてしまうことが、即効性、費用対効果の高い勉強になります。
英単語・熟語ダイアローグの3つの効果
効果1
これはうれしい誤算でした。
英単語・熟語ダイアローグのBasic1200と1800を、丸1年しっかりやった私は、
世界100都市を旅しても、外資系グローバル企業に転職しても、語彙で困ったことは1度もなかったんです。
もちろん、ごくまれに知らない単語にも出会いましたが、そのほとんどは、その後なんども出会うものではない、マイナーな単語でした。
例外的に、「あれ、これまた出てきたな」というものだけ、意識して拾っていく感じでOKだったので、本当に、語彙では全く困らなくなりました。
英単語・熟語ダイアローグには本当に重要な単語ばかりが濃縮されています。
効果2
私の場合、英単語・熟語ダイアローグのBasic1200と1800を1年しっかりやっただけで、TOEICの730点を余裕でクリアできました。
本当は、TOEIC 730点は、大したことないんですけど、一応とったスコアなので、履歴書には書けます。
すると、就職/転職の書類選考で、ほとんど落ちなくなったんです。
もちろん、その後の選考過程で落ちることはありましたが、少なくとも書類選考で足切りされることは、ほぼなくなりました。
その意味でも、英単語・熟語ダイアローグをやってよかった、TOEICを受けてよかったなと思います。
効果3
今振り返ると、英単語・熟語ダイアローグのBasic1200と1800を真剣にやった1年が、人生のターニングポイントでした。
特に取り柄のない私でも、ちょっと英語ができたというだけで、馴染めなかった日本企業を退職し、外資系グローバル企業へ転職。
あの時、英単語・熟語ダイアローグをやっていなかったらと思うと、心底ゾッとします。
私の転職・外資系体験談は、下記の記事にまとめています。
英単語・熟語ダイアローグのおすすめ3つの使い方
使い方1
英語の語彙力を増やすには、とにかくシャドーイングをすることをおすすめします。
英単語・熟語ダイアローグには、見開き1ページのショートストーリーが、
Basic1200には171個、1800には108個、収録されていますので、
それぞれのストーリーを、15回ずつ、実際に声を出して、シャドーイングをしてみてください。
使い方2
復習のタイミングは、reminDOという無料アプリで、忘却曲線に沿って管理することをおすすめします。
当ブログからのご提案は、
1日後、3日後、7日後、2週間後、1ヶ月後の合計5回を1サイクルとし、
これを3サイクルまわすことです。
このペースで行くと、1ストーリーにつき、1ヶ月で5回 x 3サイクル = 3ヶ月で15回、シャドーイングできることになります。
実際には50回以上やるはず
1回シャドーイングしたとき、うまく言えなかったとこ、気になったとこがあって、その場で、2回目、3回目をやってしまうと思います。
仮に、1回のつもりが、3回やっていたとすると、1ヶ月で5回 (x 3) x 3サイクル = 3ヶ月で45回。
また、シャドーイングを続けていると、上達が実感できて、うれしくて、歩きながら小声でシャドーイングしたり、電車の中で脳内シャドーイングもしたくなると思います(私はそうでした)。
3サイクル15回を目標にすることで、結果的に50回以上のシャドーイングをしているはず。それだけやったら、絶対に一生ものの語彙力が身につきます。
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使い方3
英単語・熟語ダイアローグでインプットした英単語と熟語は、オンライン英会話でアウトプットすることをおすすめします。
インプットばかりだとモチベーションを維持するのが難しいですし、
自分の英語が相手に通じたというよろこびが、モチベーションアップにも繋がるためです。
こちらの記事では、私が10社以上を無料体験した中から選んだ、オンライン英会話ベスト3を紹介していますので、参考にしてみてください。
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まとめ
英単語・熟語ダイアローグの3つのメリット
- 重要な単語が濃縮されているため、時間対効果が高い。
- 単語を文脈の中で覚えることができる。
- 各エピソードの長さがシャドーイングに最適。
英単語・熟語ダイアローグの3つの効果
- Basic1200+1800の3000語で、世界のどこでも通用した。
- TEOIC 730点を余裕でクリア→就職/転職の書類選考で落ちなくなった。
- 真剣にやった1年が、その後の人生を支え続けている。
英単語・熟語ダイアローグのおすすめの3つの使い方
- シャドーイングは最低でも15回ずつやる。
- 復習のタイミングはアプリで忘却曲線に沿って管理する。
- インプットした英単語と熟語を、オンライン英会話でガンガン使う。
カテゴリー:英語勉強法 > 語彙
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