初めての転職では、絶対に転職エージェントを利用すべきです。
その理由は主に下記の3点です。
- 転職エージェントの利用は、転職の基本中の基本だから。
- 転職エージェントなしでの転職活動には、様々な不便があるから。
- 長い人生かつ令和の大転職時代は複数回転職することになるからこそ、早めに転職エージェントを経験しておいた方がいいから。
そこでこの記事では、
- 転職エージェントなしだと、何がそんなに大変なのか?
- 転職エージェントありだと、どんなメリットがあるのか?
- 転職エージェントの利用で、気をつけるべきデメリットとは何か?
- おすすめの転職エージェントはどこか?
転職初心者の方に、わかりやすく説明して行きます。
この記事を書いた人
日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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転職エージェントとは?:受けられるサービス
転職エージェントのサービス
- キャリアカウンセリング。
- 希望に合った求人紹介。
- 履歴書・職務経歴書の作成サポート。
- 面接対策サポート。
- 企業への応募と、面接の日程調整。
- 内定後、年収などの条件交渉。
転職エージェントを利用すると、上記のサービスが無料で受けられます。
すべて無料ですし、減るものじゃないし、基本的にあなたが何かを失ったり、取られたり、損することはありません。
転職エージェントは(初心者、経験者を問わず)すべての転職希望者が利用するべきサービスです。
転職エージェントの費用:なぜ完全無料なの?
あなたの転職が成立すると、成功報酬として、あなたの年収の3~4割が、企業から転職エージェントに支払われます。
これが転職エージェントの報酬・利益の仕組みであり、だからこそ、転職エージェントは無料で、あなたの転職活動をサポートしてくれるわけです。
つまり、あなたと転職エージェントの利害関係は一致しているので、あなたの転職が成功すると、転職エージェントもうれしいわけです。
無料だからと遠慮する必要は1ミリもありませんので、この無料サービスはガンガン使い倒してください。
Sushi K
一方、性悪説で考えると、この利益構造には問題があるのも事実です。
これに知ては、次の「転職エージェントのデメリット」でご説明します。
うなぎ
転職エージェントのデメリット・メリット
転職エージェントのデメリット
転職エージェントのデメリットは、ズバリ、「あなたに内定を受諾させたいバイアスがある」ことです。
なぜなら、あなたが内定を受諾すれば、企業から転職エージェントに成功報酬が支払われるからです。
Sushi K
つまり、性悪説で考えるなら、あなたの気持ちなどお構い無しに、ガンガン求人情報を紹介し、内定が出たら受諾するように誘導されかねない、ということです。
もちろん、こういう人はごく一部で、私が出会った転職エージェントはみんな良い人ばかりです。
しかし、どんな良い人も人間ですから、根底には「あなたに内定を受諾させたいバイアスがある」ことは認識しておくべきだと思います。
転職エージェントが持つバイアスは、あなた自身がしっかりしていれば問題ありません。
なぜなら、あなたが納得していない内定に対し、転職エージェントから「内定受諾に誘導されているな」と感じたら、右から左に聞き流せばいいだけだからです。
あなたの人生はあなたが決める。このことを忘れないでください。
1 Point Advice
何人かの転職エージェントと付き合っていくと、一生のパートナーになる人とも出会えます。
そんな転職エージェントは「この内定は受けない方が良い」「今は転職しない方が良い」など、
自分の利益を度外視し、あなたのためにアドバイスをしてくれる、頼もしい存在になります。
令和の大転職時代、長い人生で複数回転職することが当たり前になるからこそ、若いうちにたくさんの転職エージェントを試してみるべきです。
きっとその中から、一生頼りにできる転職エージェントが見つかるはずです。
転職エージェントのメリット
ここでは、転職エージェントのメリットをわかりやすくするために、あえて逆説的に書いてみます。
つまり、転職エージェントを利用しないと、どんな不利益があるのか?という考え方です。
転職エージェントを利用しないことによる5つの不利益。
5つの不利益
- 職務経歴書・面接のアピールポイントが独りよがりになる。
- スケジュール管理が大変。
- 自分にミスマッチな企業に応募してしまう可能性が上がる。
- 内定に対して落ち着いて意思決定ができない。
- 年収や入社時期の交渉など、言いにくいことを自分で言わなければならない。
1. 職務経歴書・面接のアピールポイントが独りよがりになる。
直接応募の場合、自分が良かれと思ってアピールしたら、ピントがずれまくっていた、ということがよく起こり得ます。
どんなアピールも、企業が求めていなければ意味がないですし、むしろそれは逆効果。
的外れなアピールで減点されたくない人は、絶対に転職エージェントを利用するべきです。
Sushi K
企業が求めるポイントに対して、的を得たアピールができるようになります。
2. スケジュール管理が大変。
仮に、5社に書類応募して、3社に面接に行けることになったと想像してみてください。
気を使う応募先企業とのやりとりを、全て自分でこなし、現職とのスケジュールまで調整するのは、とても大変ですよね。
しかも、大抵の場合、1日の仕事でクタクタになった夜に、これらをやることになりますし、面接対策もする必要があります。
Sushi K
これらの調整で疲弊するのは、とてももったいないです。
面倒なことは転職エージェントに任せて、あなたは面接対策に集中してください。
うなぎ
3. 自分にミスマッチな企業に応募してしまう可能性が上がる。
知名度や雰囲気にひかれ、その企業に入社してみたけれど、思っていたのと違った。
いわゆるミスマッチですが、転職エージェントを利用しないと、このミスマッチの可能性が上がってしまいます。
なぜなら、より少なく、より不確実な情報にもとづいて、企業を選ぶことになるからです。
Sushi K
転職エージェントは各企業の情報をたくさん持っていますので、味方につけておいた方が絶対に得です。
より多く、より確実な情報を手に入れたうえで、企業選びをしてください。
うなぎ
4. 内定に対して落ち着いて意思決定ができない。
企業から内定が出ると、大抵の場合、1週間程度で「内定受諾orお断り」の返事を求められます。
まだ他社の選考が残っている場合、あなたならどうしますか?
- せっかくの内定だから受諾して、他社をあきらめる?
- この内定をあきらめて、内定の保証がない他社の選考に賭ける?
- 「まだ他社の選考が残っているので、返事までもう少し時間をください。」と内定をくれた企業と交渉する?
いずれにしても悩ましく、落ち着いた意思決定ができないですよね。
Sushi K
転職エージェントなら、各社の選考結果がちょうど同じタイミングで出るように、スケジュールを組んでくれますし、内定への回答期限の延長交渉もやってくれます。
悔いのない意思決定ができるよう、その環境づくりを惜しまないでください。
うなぎ
5. 年収や入社時期の交渉など、言いにくいことを自分で言わなければならない。
転職のゴールはあなたが納得できる年収と入社時期を勝ち取るところです。
内定の獲得は大きなマイルストーンではありますが、あくまでも通過点。
企業から提示された年収に納得が行かなかったら、入社時期に無理があったら、交渉をしなければなりません。
これを自分でやるのは、かなり大変で、他の候補者もいることを想像すると、なかなか強気に出れないもの。
転職エージェントはしょっちゅうこういう交渉をしているので、私たちが自分でやるよりは高い勝率が期待できます。
Sushi K
転職エージェントを利用する流れ
step
1転職エージェントに登録する。
転職エージェントへの登録は、各社の公式サイトから簡単にできます。
入力する情報もこの程度ですので、30秒もかかりません。
step
2転職エージェントと面談をする。
転職エージェントとの面談は、大まかに、下記の流れで進みます。
面談の流れ
- お互いの自己紹介。
- あなたの希望、経歴、スキル等のヒアリング。
- 転職理由、希望職種・条件、今後のキャリアプランの確認。
- 求人情報の紹介。
- 転職活動の今後の動き・方針について確認。
この面談を通して、強みやアピールポイントの掘り下げや、他の求職者と比較した自分の実力など、踏み込んだ相談もすることができます。
その他の情報
- 日時:平日、休日、昼、夜のいつでも対応してくれるところがほとんど(予約制)
- 所要時間:1~1.5時間
- 場所:転職エージェントのオフィスがメイン(一部、電話やカフェなどもあり)
- 服装:指定がない限り私服でOK(*)。迷ったらスーツが無難。
*清潔感のある服装なら問題ありません。具体的な考え方は、「その服装で会社に行けるかどうか」です。
step
3履歴書・職務経歴書の作成、面接対策。
面談の回数は基本的に1回で、その後はメールと電話ベースのコミュニケーションになります。
履歴書・職務経歴書の添削もしてもらえますし、より効果的な自己アピールの方法についてもアドバイスをもらえます。
もちろん、面接のアドバイスももらえますし、あなたが希望すれば、模擬面接もしてもらえます。
Sushi K
よくある質問について回答案を作ったら、独りよがりのアピールになっていないか、ぜひ転職エージェントという第三者にチェックしてもらってください。
転職エージェントを利用すれば、これらの事前準備が全て無料でできますので、直接応募より圧倒的に有利です。
うなぎ
step
4企業へ応募→内定獲得へ。
万全の準備を整えたら、次はいよいよ企業への応募です。
企業への応募には、「あなたの許可」が必要で、転職エージェントが無断で応募することはありませんので、そこは安心してください。
いつどこに応募するか、決めるのはあなたです。
転職エージェントからのアドバイスは参考程度に、自分の軸をしっかりもって、応募の決断をしてください。
step
5内定企業と、年収等の条件交渉。
無事に内定を獲得したら、次は企業との条件交渉です。
最初のオファーに対し、「もう少し年収をあげて欲しい」とか、自分では言いにくいことも、転職エージェントが代わりに言ってくれます。
Sushi K
転職エージェントは日常的にこういう交渉をしているので、私やあなたがやるよりは勝率が高いです。
うなぎ
おすすめの転職エージェント
リクルートエージェント:全国・全年齢(幅広く情報収集)、実績No.1の転職エージェント
リクルートエージェントは全国・全年齢(幅広く情報収集)が対象かつ、実績No.1の転職エージェントです。
日系から外資系、大手求人まで幅広く求人を取り揃えており、コンサルタントの質も最高レベル。
業界最大手ならではの圧倒的な求人数とサービスが魅力です。
転職活動の進め方や、履歴書・職務経歴書の添削、面接の対策など、業界トップレベルのリクルートエージェントを基準とすることで、他の転職エージェントの強みや弱みが見えるようにもなります。
サービスや求人の質はもちろん、他社エージェントとの比較の軸を手に入れる意味でも、登録マストと言っていい転職エージェントです。
Sushi K
デューダ:全国・全年齢(幅広く情報収集)+LINEでの連絡が便利
デューダは全国・全年齢(幅広く情報収集)が対象かつ、LINEでの連絡が便利な転職エージェントです。
同社も業界最大手の転職エージェントであり、リクルートエージェントと双璧をなす業界ツートップの一社。
リクルートエージェントと同じ理由で、とりあえず登録マストというレベルの超定番な転職エージェントです。
デューダの特徴は、担当者とLINEで連絡が取れること。
仕事中にちょっと席を外したときなど、サクッと返信できるのが便利。
LINEを使い慣れている人には利用しやすい転職エージェントです。
Sushi K
JACリクルートメント:ミドル・ハイクラス向け(年収600万円以上希望者)
JACリクルートメントはミドル・ハイクラス向け(年収600万円以上希望者)の転職エージェントです。
デューダほど有名ではありませんが、同社は日本および海外で30年以上の歴史を持つ世界的な転職エージェント。
歴史の面でもサービスの面でも、日本最大手レベルと比較してもまったく遜色ありません。
Sushi K
ミドル・ハイクラス向け(年収600万円以上希望者)と言うと少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、個人的には以下の理由で、多くの人におすすめしたい転職エージェントです。
おすすめの理由
- 求人の質も良く、担当者のレベルも高い。
- 利用者の満足度が高く、93%が「友人・知人に紹介したい」と回答している。
- 年収600万円までは年収に比例して幸福度が上がる(※)ため、まずはここを目指したい。
※年収と幸福度の関係
Sushi K
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが、2010年に発表した
論文では、年収600万円を超えたら、それ以上稼いでも幸福度はあまり変わらない(=600万円までは年収に比例して幸福度が上がる)ことが示されています。
人生100年時代で、65歳で定年できるかもわからない、年金もどれだけもらえるかわからないこの時代、貯金はいくらあっても不安。
お金は多いにこしたことはないけど、上を目指してもキリがないし、人生お金より大切なことがあるのも事実。
であるならば、仕事と収入はほどほどに、毎日の幸福度を高く、そして、長く緩く持続的に稼いで行く人生プランの方が、これからの時代には合っている、と私は思っています。
そこで、「じゃあどのレベルを目指せばいいの?」っていう問いに対して、1つのラインとして提案したいのが、この年収600万円。
ここまでなら目指す価値があるし(幸福度が上がるから)、年収1億円とかと違って、現実的に、誰にでも狙えるラインですよね。
その意味で、ミドルクラス以上の転職に強い、JACリクルートメントを、おすすめエージェントの1つに挙げています。
転職活動は基本的にNothing to Loseな(失うもののない)もの、つまり、応募して受かったらラッキー、落ちても応募しなかったときと同じ状態になるだけですから、チャレンジして損はありません。
バットは振らないとボールに当たらないし、シュートも打たなければゴールに入ることはない。
もし今の年収が600万円未満でも、「年収600万円は自分にはまだ早い」とか、自分で自分の可能性を閉ざすことなく、まずは年収600万円を目指し、ガンガン応募をかけて行くことをおすすめします。
このチャレンジはやる価値があります。
Sushi K
メールアドレスとパスワードのみ。スマホから15秒で登録できます。
ロバート・ウォルターズ:外資系に特化、外資系を狙うなら登録マスト
ロバート・ウォルターズは、外資系を狙うなら登録マストの転職エージェントです。
同社もJACリクルートメントと同じく、日本をはじめとする世界各国にオフィスを構える世界的な転職エージェント。
日本ではラグビー日本代表のオフィシャルスポンサーを務めていることからも、会社としての社会的地位や信頼度も伺えます。
ロバート・ウォルターズは、私が初めて外資系に転職するときに利用した転職エージェントで、たくさんの優良非公開求人の紹介から、英文レジュメ作成や英語面接対策のサポート、内定獲得後の年収交渉まで、とてもお世話になりました。
担当者は日本語と英語のバイリンガルなので、日本語も通じますし、彼らと英語で話すこと自体が、英語面接への練習にもなります。
英語力を生かし、外資系・日系グローバル企業を狙う人は、登録マストです。
Sushi K
職務経歴書を添付して送るだけ。30秒で登録できます。
ハタラクティブ:20代向け(フリーター、未経験、既卒、第二新卒など)
ハタラクティブは、20代向け(フリーター、未経験、既卒、第二新卒など)の転職エージェントです。
- まだ若くて職務経験が少ないから・・・
- 高卒だから、大学中退だから・・・
- フリーターだから・・・
- 未経験だから・・・
など、学歴や職歴に自信のない方でも大丈夫。
いわゆるポテンシャル採用で、フリーターからでも、未経験からでも正社員転職が可能です。
何を持って綺麗・汚いと言うかにもよりますが、一般論として、私の職歴も綺麗なものではないので、職歴に自信がない人の気持ちはわかっているつもりです。
経歴に自信がなくても、失うものは何もないですし、転職活動は、とにかく登録しないことには何も始まりません。
自信の有無に関係なく、とりあえずデューダくらいは登録しておくとして、それプラス、ハタラクティブも併用で登録しておくことをおすすめします。
Sushi K
簡単な質問に答えるだけ。スマホからでも30秒で登録できます。
この記事は以上です。
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2023/1/21
続・外資K物語:心に残る上司・同僚の言葉x6【Thank you for your teamwork!など】
✅Thank you for your teamwork 上司がよく言う言葉で、私も言われてうれしい言葉です😊 チーム全体へじゃなくても、最低2人から使って🆗 私はこれを言われ続けて、チームワークを意識するようになりました 上司のやり口うまいなぁと思うとともに😆気づかせてくれたことに感謝している言葉です☘ https://t.co/yN2BVFAnHZ — れおん🌏世界の英語で完璧主義を壊す (@leo ...
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2023/1/21
続・外資K物語:外資系って大変?業界や職種によると思うけど、過剰な不安はもったいない
外資系への転職を考えているけど、不安がある方へ 自分ていどの英語力で大丈夫かな? 結果を出せないとクビになるのかな? みんなバリバリ仕事できる人ばかりなのかな? 外資系転職前、私はこのような不安を感じていました。 しかし、外資系に転職して10年目になる今思うと、これらの不安はどれも杞憂でした。 不安になる気持ちも十分にわかるけど、過剰な不安でチャンスを逃すのはもったい、と今は思っています。 もちろん、業界や職種によって違いはあるのでしょうけど、少なくとも私の製薬業界ではそうでした。 そこでこの記事は、私が ...
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2023/1/21
続・外資K物語:上司にミスを報告したら怒られるどころか逆に褒められた【ミスは信頼関係を築くチャンス】
突然ですが、まずはこのツイートをご覧ください。 🇦🇺オーストラリア人が上司だった時、ミスして怒られたこと一度もありませんでした。 むしろ「正直に言ってくれてありがとう」「その後の対応が良かった」とかほめてくれて、 それ以来、ミスした時は信頼関係を築くチャンスだと思うようになりました。 https://t.co/uMDxGSoeJt — 世界の英語🌏れおんの部屋since3/1 (@leons_room) March 10, 2020 ミスは誰にで ...
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2023/1/21
続・外資K物語:How Are You? I’m Very OK!【ネイティブのルールなんかぶっ壊せ!】
Sushi Kこの記事は上記記事の番外編です。 この記事は、全12話、外資K物語の続編でもあります。うなぎ さて、英語学習者を悩ましてやまない「How are you?」問題。 ↑の「How are you?」記事が王道的な回答なのに対し、この記事は覇道的な回答としてご用意しました。 王道と覇道とは? 古代中国の政治思想。 王道:人徳による政治。 覇道:武力による政治。 先にお伝えしておくと、この記事は劇薬です。 良くも悪くもまじめな人が多い日本人には、刺激が強すぎるかもしれません。 でも、まじめすぎる人 ...
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2023/1/21
【外資K物語】第0話:外資系に転職して人生が変わった。全12話のまとめ
外資系企業に転職して私の人生が変わったことは、プロフィール記事でも少し書きました。 しかし、決して全てが順調に行ったわけではなく、その過程で多くの困難を経験したのも事実です。 この記事では、まず、外資系へ転職して良かったこと、大変だったことの両面を紹介し、その後、全12話『外資K物語』の概要をまとめます。 こんな方に読んでほしい 英語や海外に興味のある方 日系企業に不満のある方 外資系企業への転職に興味がある方 この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系1 ...
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2023/1/21
外資K物語 第12話:他人の人生を生きていた。私と同じ失敗をしないでほしい。
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 ある意味では、夢を叶えたのかもしれない AsiaPacificリージョンでシニアへと昇進した私のキャリアは順調でした。 学生時代に想像していたできる自分像、 「外資系企業で、英語を使って、世界中の人と、ダイナミックに仕事をしている。」 「オフィスはキレイで、オシャレで、たまに海外出張なんかもあったりする。」 ...
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2023/1/21
外資K物語 第11話:外資系企業は男女平等?男性の育休取得は法律で強制にするのがいいと思う
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 男性の昇進と女性の産休 外資系企業は男女平等? この問いに対する私の回答はyesです。 少なくとも私の経験からはyes。 外資系企業には必ずequal opportunity policyという男女平等をうたったポリシーがあって、女性の管理職も多い。 実際、私の直近の上司3人は女性です。 さて、今回は、「男性 ...
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2023/1/21
外資K物語 第10話:台湾で働いて、海外で働くという幻想から目が覚めた
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 隣の芝は青く見える、海外へのあこがれ 海外で働くって、カッコよさそうで、あこがれますよね。 海外在住者のSNS投稿はキラキラして見えるし。 それに対して日本は、謎のおっさん支配、満員の通勤電車、長時間労働。。。 じゃあ、海外に出れば、自分らしく生きられる? 私の答えは「必ずしもそうとは限らない」です。 問題の ...
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2023/1/21
外資K物語 第9話:【台湾で育児体験】在宅勤務じゃないと育児は無理だと一瞬でわかった。
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 在宅勤務じゃないと育児は無理だと一瞬でわかった 「在宅勤務じゃないと育児は無理。一瞬でわかった。」 これは私が台湾で2週間、育児体験をした時、心からそう思った感想です。 今日は5pmに子供のお迎えがあるから4:30pmには会社を出ないと。 そういう時に限って、4pm頃に至急の仕事が来たり。 なぜ今それが来るの ...
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2023/1/21
外資K物語 第8話:AsiaPacificリージョンで働き、学び、今も大切にしていること
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 みんな英語非ネイティブ 外資系企業へ転職してから4年目、私はAsiaPacificリージョンの部門へ移動を希望し、それが実現しました。 AsiaPacificリージョンとは? グローバル企業は、主にGlobal, Regional, Localの3つのレベルで構成されています。 Global:文字どおり全世界 ...
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2023/1/21
外資K物語 第7話:外資系グローバル企業に転職して良かったことと、今も残る罪悪感
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 外資系グローバル企業に転職して良かったこと 東日本大震災後の海外エグゼクティブからのメッセージに感動した 東日本大震災は2011年3月11日金曜日のことでした。 翌営業日は2011年3月14日月曜日。 まだ地震後の混乱も残り、交通機関も正常に機能していません。 にもかかわらず、多くの日本人が出社。 その映像や ...
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2023/1/21
外資K物語 第6話:外国人と恋愛したら、英語力が上がった
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 初めての外国人彼女 外国人との恋愛も、外資系企業に転職してから経験したことの一つでした。 なので "I love you."という言葉を、人生で何回か言ったことがあります。 初めての外国人彼女は韓国人で、私たちは(前々回記事の)シンガポール研修で出会い、付き合うことになりました。 彼女と私は、研修中から、なん ...
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2023/1/21
外資K物語 第5話:ネガティブ思考に墜ちていた頃 - テレカン(電話会議)でのトラウマ、削除した録音
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 ネガティブ思考へと堕ちていく 「最初はオレもそうだった。でも、がんばれば必ずできるから。」 「ちなみにオレもKくんと同じ、普通の日本人。」 「Mさん、Nさん、Oさんみたいな帰国子女じゃないし、SさんやIさんみたいな留学経験もない。」 「それでも、努力すれば必ずできるようになるから。」 (ウソだ・・・100歩ゆ ...
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2023/1/21
外資K物語 第4話:二週間缶詰の海外研修を香港/韓国/インド/フィリピン/シンガポール/オーストラリア人と過ごして学んだこと
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 シンガポールでの入社研修 with AsiaPacificリージョンの同期 私が転職した外資系企業は、入社直後に海外研修を行うことが恒例となっていました。 AsiaPacificリージョン各国の同期と、一緒に、二週間缶詰。 楽しみな一方で、私はあることを恐れていました。 それは、オファーレターに記載されていた ...
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2023/1/21
外資K物語 第3話:テレカン(電話会議)の、英語の、人としての基本
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 入社初日、いきなり海外とのテレカン(電話会議) 「今日8pmからUKとテレカン(電話会議)があるから、minutes(議事録)お願い。」 外資系転職後の出社初日、私はいきなりこう言われました。 UKとテレカンって、いきなり言われても。。。 イギリス英語は苦手なんだけど、大丈夫だろうか。。。 日中ドキドキしなが ...
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2023/1/21
外資K物語 第2話:外資系企業への転職 with ロバート・ウォルターズ ( Robert Walters )
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 外資系転職エージェント、ロバート・ウォルターズ(Robert Walters) 私の人生を変えることになるメッセージが、LinkedIn(リンクトイン)に届いた複数のメッセージの中に含まれていました。 それはグローバル転職エージェント、ロバート・ウォルターズのMからのものでした。 ロバート・ウォルターズとは? ...
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2023/1/21
外資K物語 第1話:今までに言われて一番悔しかった言葉「あなたは、こんなところにいる人じゃない。」
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 今までに言われて一番悔しかった言葉 「あなたは、こんなところにいる人じゃない。」 クライアントのお偉いさんが、ウチのリーダーにこう言った。 つまり、リーダーの能力は評価された一方で、ウチの会社と、そこにいる全ての人たちは、侮辱されたわけです。 そのお偉いさんから見たら、ウチの会社はただの下請け企業。 彼はそう ...
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