「苗字 名前(●歳)」っていうフォーマット
日本のテレビでは、いまだに使っていますけど、この「(●歳)」っていう情報、本当に余計。
その情報いる?っていつも思っています。。。
Age is just a number
年齢はただの数字
私の好きなこの言葉の通り、転職するにあたり、年齢は全く気にする必要はありません。
「もう●歳だから」とか
「●歳から○を始めても遅くないですか?」とか
誰の得にもならない発想は、今すぐ止めるべき。
自分で自分の可能性を閉ざしてしまうことほど、もったいないことはありません。
まずは自分で自分を信じてあげないとです。
この記事では、外資系で10年、最新の転職は36歳という私の経験をもとに、
転職と年齢にについて伝えたいことを書いて行きたいと思います。
- 「35歳転職限界説」は真に受けるな。「不可能」と「難しい」は違う。
- 「年齢差別」企業は、こちらからお断り。採用で落ちるの大歓迎。
- 履歴書の写真と年齢は、人権の観点から、完全にアウト。
- 転職活動は、企業に選ばれる場であるとともに、あなたが企業を選ぶ場でもある。
この記事を書いた人
日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。
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転職に年齢は関係ない!35歳転職限界説に対して言いたいこと
「35歳転職限界説」って一体なんなんですかね?
私はブロガーなので、まずは言葉の定義をしっかりとしたいです。
まず、「限界」の言い換えは「不可能」ですが、私の最新の転職は36歳です。
さらにその後、私より年上の人たち(年齢に興味ないので聞いてないですが、外見からおそらく40代や50代)も何人も転職してきています。
もうこの時点で「35歳転職限界説」は崩れていますね。
優しく解釈してあげると、「35歳転職限界説」が言いたいことは、「不可能」ではなく、「難しい」ということなのでしょうから、
次に「35歳転職限界説」を「35歳を過ぎたら転職は難しい」に言い換えて、考えてみましょう。
「35歳を過ぎたら転職は難しい」
ふむふむ、なるほど。
確かに、20代の転職に比べれば難しいという側面もあるかもしれませんが、
経験を重視する求人の場合は、35歳以上の人の方が有利ですよね。
そもそも、「難しい」と「不可能」は全然違います。
「不可能」はそこで話が終わってしまいますが、「難しい」には様々な難易度があり、一言で結論を導くことはできないですよね。
いや、その前に、年齢を理由に不採用にしてくる企業に、入りたいでしょうか?
もうこの時点でその企業の底が知れますし、中にいる人たちも年齢を気にする人たちなのでしょうね。
運悪くその企業に転職してしまった場合、居心地の悪い毎日を過ごす可能性が非常に高そうです。
私はそんな企業には絶対に転職したくないですし、
1万歩ゆずって、35歳を過ぎたら転職は難しかったとして、
私ならそれを逆手に取り、良い企業と悪い企業を見分けることに利用したいです。
転職に必要な情報?履歴書の写真と年齢は完全にアウト
直近10年がずっと外資系の私は、日本語の履歴書や職務経歴書を一度も使ったことがなく、ずっと英語のCV(resume/レジュメ)を使っています。
英語のCVには写真を貼る場所も、年齢や生年月日を記載する欄もありません(性別情報も求められません)。
だってその情報、採用に必要も関係もないし、転職後の業務にも必要も関係もないですもんね。
私の場合はアメリカ企業なのですが、採用活動において写真、年齢(、性別)を求めると訴えられるリスクがあるのだと思います。
海外はこうなのに日本は、、、という言い方はあまり好きじゃないので控えますが、
ゼロベースで考えて、写真も年齢(も性別)も、採用や仕事に全く関係ないのが厳然たる事実。
本記事のテーマである年齢について絞って書くと、いわゆる年齢差別(Agism)は、人権の保護と侵害にも関わってくる非常にセンシティブな問題です。
にもかかわらず、それを堂々と履歴書で求めてくる企業は、はっきり言ってヤバすぎ。
1万歩ゆずって差別する意識がなかったとしても、無知という意味で完全にアウトです。
年齢を言ってくる企業なんかこっちからお断り
人権意識が弱い=様々なことへの意識が薄い=配慮が足りない、と考えると、
- その会社の仕事の進め方や管理体制もずさんなのでは?
- 労働条件が悪く長時間残業が日常化しているのでは?
- 社内でセクハラ、パワハラ、えこひいきがあるのでは?
など、様々な懸念が浮かび上がってきます。
「神は細部に宿る」と言いますが、転職と年齢は小さな問題ではありません。
非常にセンシティブかつど真ん中の、ビッグイシュー(重要な問題)です。
ここをちゃんとできない企業は、こちらからお断りでいいじゃないですか。
そんなブラック企業のことは忘れて、私たちは当たり前のことを当たり前にできるホワイト企業を狙っていきましょう。
具体的な方法は、興味のある企業に積極的に応募すること
あなたが30代、40代、50代、60代以上であろうと、採用で落とされたらブラック企業に受からなくてラッキーと思いましょう。
逆に、採用で受かったら、その企業はあなたを年齢で見ていないことの証明になりますから、ホワイト企業に受かってハッピーとなります。
転職活動はいわゆる「Nothing to lose(失うものは何もない)」もの。
つまり、ガンガン応募していって、受かったらラッキー(0がプラスになる↑)
仮に落ちたとしても、応募しなかった時と状況は何も変わりません(0がマイナスになることはない)
就職も、転職も、書類審査や面接の結果は気になるものですし、落とされたら少なからずショックを受けるのは私も同じです。
でも、そんな時、私は、その会社に見る目がないんだろうな、と思うようにしていますw
転職活動は、企業に選ばれる場であるとともに、あなたや私が企業を選ぶ場でもあります。
企業に対して、必要以上に下手に出ず、対等の立場であるという意識を持って、堂々とチャレンジして行きましょう。
Sushi K
とは言うものの、年齢を理由に、なかなか自信が持てない、という方もいると思います。そんなときは、英語や中国語などなんでも、本業に対して付加価値のある、別のジャンルをがんばってみることをおすすめします。英語については、このブログにたくさん記事を書いているので、よかったら参考にしてみてください。
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失敗しない英語学習法:基礎・独学・オンライン英会話・コーチング・アプリ x TOEIC
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未来の働き方を見据えて、今のうちに転職
これらは昭和の時代に確立された社会モデルですが、令和の今でも成立してると本気で信じている人はいませんよね?
私たちにきっと定年はありませんので、
「たくさん働き、稼いで、最後にがっつり休む」ではなく、
「ほどほどに働き、稼ぎながら、少しずつ休む」という形が最も現実的なんじゃないかと思います。
そうなったとき、いまだに残業が日常化していたり、在宅勤務ができず出社(※)を強要される企業は、時代遅れと言わざるを得ません。
※物理的に本当に出社が必要な職種は除きます
そんな会社にいつまでもいたら、それこそどんどん転職しにくくなって行きます。
今日が残りの人生で一番若い日なのですから、未来に備えて、今のうちに未来志向の会社に転職しておくべきです。
Sushi K
残業と在宅勤務については個別の記事を書きましたので、こちらも参考にしてください。
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突然ですが、あなたは残業が好きですか? もちろん、好きなわけないですよね。 残業が好きな人なんていないと思います。 にもかかわらず、多くの人が残業しているという現実があります。 しかも日本では「残業= ...
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「出社しない働き方」を在宅勤務歴10年が語る【リモートワーク・テレワーク】
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(まとめ)転職に年齢は関係ない
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- 「年齢差別」企業は、こちらからお断り。採用で落ちるの大歓迎。
- 履歴書の写真と年齢は、人権の観点から、完全にアウト。
- 転職活動は「Nothing to lose(失うものは何もない)」。
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【脱・失敗】転職・退職の注意点と解決方法
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転職ガイド - 基礎編
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2023/1/21
外資K物語 第6話:外国人と恋愛したら、英語力が上がった
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 初めての外国人彼女 外国人との恋愛も、外資系企業に転職してから経験したことの一つでした。 なので "I love you."という言葉を、人生で何回か言ったことがあります。 初めての外国人彼女は韓国人で、私たちは(前々回記事の)シンガポール研修で出会い、付き合うことになりました。 彼女と私は、研修中から、なん ...
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2023/1/21
外資K物語 第5話:ネガティブ思考に墜ちていた頃 - テレカン(電話会議)でのトラウマ、削除した録音
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 ネガティブ思考へと堕ちていく 「最初はオレもそうだった。でも、がんばれば必ずできるから。」 「ちなみにオレもKくんと同じ、普通の日本人。」 「Mさん、Nさん、Oさんみたいな帰国子女じゃないし、SさんやIさんみたいな留学経験もない。」 「それでも、努力すれば必ずできるようになるから。」 (ウソだ・・・100歩ゆ ...
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2023/1/21
外資K物語 第4話:二週間缶詰の海外研修を香港/韓国/インド/フィリピン/シンガポール/オーストラリア人と過ごして学んだこと
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 シンガポールでの入社研修 with AsiaPacificリージョンの同期 私が転職した外資系企業は、入社直後に海外研修を行うことが恒例となっていました。 AsiaPacificリージョン各国の同期と、一緒に、二週間缶詰。 楽しみな一方で、私はあることを恐れていました。 それは、オファーレターに記載されていた ...
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2023/1/21
外資K物語 第3話:テレカン(電話会議)の、英語の、人としての基本
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 入社初日、いきなり海外とのテレカン(電話会議) 「今日8pmからUKとテレカン(電話会議)があるから、minutes(議事録)お願い。」 外資系転職後の出社初日、私はいきなりこう言われました。 UKとテレカンって、いきなり言われても。。。 イギリス英語は苦手なんだけど、大丈夫だろうか。。。 日中ドキドキしなが ...
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2023/1/21
外資K物語 第2話:外資系企業への転職 with ロバート・ウォルターズ ( Robert Walters )
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 外資系転職エージェント、ロバート・ウォルターズ(Robert Walters) 私の人生を変えることになるメッセージが、LinkedIn(リンクトイン)に届いた複数のメッセージの中に含まれていました。 それはグローバル転職エージェント、ロバート・ウォルターズのMからのものでした。 ロバート・ウォルターズとは? ...
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2023/1/21
外資K物語 第1話:今までに言われて一番悔しかった言葉「あなたは、こんなところにいる人じゃない。」
この記事を書いた人 日本生まれ日本育ちの日本人。英語力をきっかけに外資系に転職し今年で外資系10年目、4社目。英語や転職をテーマにブログを書いています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。 今までに言われて一番悔しかった言葉 「あなたは、こんなところにいる人じゃない。」 クライアントのお偉いさんが、ウチのリーダーにこう言った。 つまり、リーダーの能力は評価された一方で、ウチの会社と、そこにいる全ての人たちは、侮辱されたわけです。 そのお偉いさんから見たら、ウチの会社はただの下請け企業。 彼はそう ...
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