Predecessor, Successorの意味・使い方・例文【引継ぎ時の必須単語/外資系転職直後に使う可能性が高い】

Predecessor, Successorの意味・使い方・例文【引継ぎ時の必須単語】

とんかつ
Predecessorは「前任者」、Successorは「後任者」で、引き継ぎ時に必須の単語だね。
外資系に転職後、誰かから業務を引き継ぐときは、いきなり使う可能性が高いね。
やきとり
Sushi K
すべての英単語を全力で覚えるのは効率が悪い。PredecessorとSuccessorのように、重要度で優先順位をつけて、メリハリのある覚え方をして行こう。

この記事を書いた人

日本生まれ日本育ちの日本人で、外資系歴10年以上、TOEICは915(2019年)です。英語学習や外資系での経験を、発信・共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。

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Predecessor と Successor の意味を覚えるメリット

  • 外資系転職後、誰かから業務を引き継ぐ場合、使う可能性が高い
  • お互いに反対の意味を持つので、セットで覚えると効率がいい

あなたが初めて外資系に転職するときは、自分の英語力で通用するか、不安を感じていると思います(私もそうでした)。

そんなとき、もしPredecessor と Successor の意味を知らなかった場合、やっぱり外資系は難しい、と自信をなくしてしまうかもしれません。

しかし実際は、Predecessor も Successor も単純な意味の言葉なので、知っていればいいだけで、難易度は全然高くありません。

そういう単語で不必要に自信を失ってしまうのはもったいないので、ここで意味を覚えてしまいましょう。

Predecessor と Successor は反対語の関係にあるので、セットで覚えるのが効率的です!

Predecessor の意味

Predecessor = 前任者、先輩

Successor の意味

Successor = 後任者、後継者

Predecessor と Successor の語源・イメージ

Predecessorの語源・イメージ

Predecessorの語源は、ラテン語のprae(前の)+ decessor(退職者)です。

ラテン語のpraeは馴染みがないかもしれませんが、英語の接頭辞のpre(前の)と考えるとわかりやすいです。

したがって、Predecessorは「前に退職した人」すなわち前任者という意味になります(退職じゃなく、他のプロジェクトへの移動でも「前任者」という意味で使えます)。

祖先・祖先という意味で、ancestorの類義語として使用される場面もありますので、合わせて覚えると効率的です。

また、エクセルで使う「昇順」「降順」はそれぞれ「Ascend(上がる)」「Descend(下る)」なので、この descend と decessor を関連づけて覚えると、さらに効率的でおすすめです。

Successorの語源・イメージ

Successorの語源は、ラテン語のsuc「下に」+ cess「進む」+ or「人、もの」です。

したがって、Successorは「下に進む人」すなわち後継者という意味になります。

Success(成功)の動詞 Succeed には、「成功する」の他に「後に続く、後任になる」という意味があるので、合わせて覚えてしまうと効率的です。

Predecessor と Successorの使い方・例文

Predecessorの使い方・例文

例文①

  • 英文:My name A. I have taken over the role of my predecessor, B.
  • 和訳:私の名前はAです。前任者Bの役割を引き継ぎました。

外資系転職後、前任者からの引き継ぎが完了したら、社内外のチームに自己紹介する機会があると思います。

そんなときは、このように言うことができるので、参考にしてみてください。

例文②

  • 英文:The hand-over checklist needs to be signed by a predecessor and a successor.
  • 和訳:引き継ぎチェックリストは前任者と後任者に署名される必要がある。

外資系転職後、社内の手順がしっかりしている会社だと、引き継ぎチェックリストに署名することがあります。

引き継ぎチェックリストの最後に Predecessor と Successor の署名欄があった場合、あなたが署名するのは Prdecessor の方になります。

Successorの使い方・例文

例文①

  • 英文:A is my successor. Please welcome A.
  • 和訳:Aは私の後任者です。Aを歓迎してください。

前任者からの引き継ぎが完了して、初めて社内外の会議に参加するとき、前任者はこんな感じであなたを紹介してくれるでしょう。

Successorは「成功者」ではなく「後任者」という意味なので、混乱しないよう要注意です。

例文②

  • 英文:Your successor has been finally decided.
  • 和訳:あなたの後任がついに決まったよ。

会社で委員会のようなものがあり、議長をしていたことがあります。

任期満了で次の担当に引き継ぐことになったのですが、後任がなかなか決まりませんでした。

そんな状況で「ようやく決まったよ」という連絡をこのように受けました。

(おまけ)Take over(引き取る)と Hand over(引き渡す)

  • Take over:引き継ぐ(引き取る)
  • Hand over:引き継ぐ(引き渡す)

Take over と Hand over も引き継ぎの必須表現なので、この機会にぜひ覚えてください。

Take over も Hand over も「引き継ぐ」という意味ですが、その内容はそれぞれ「引き受ける」と「引き渡す」で真逆の意味を持っています。

Take は「取る」という意味ですから、Take over と Hand over の違いは覚えやすいと思います。

例文①

  • 英文:A will take over the role of B.
  • 和訳:AがBの役割を引き継ぐ(引き取る)だろう。

例文②

  • 英文:I have handed over my role to A.
  • 和訳:私は私の役割をAに引き継ぎ(引き渡し)ました。
Sushi K
ちなみに、Take over の名詞形は「take-over または takeover」、Hand overのそれは「hand-over または handover」です。

まとめると下記のようになります。

  • Predecessor は Hand over する人(Taken over される人)
  • Successor は Take over する人(Handed over される人)

(まとめ)Predecessor, Successorの意味・使い方・例文

まとめ

  • Predecessor と Successor は引き継ぎの必須単語で、外資系転職後、最初に出会う可能性が高い。
  • Predecessor:前任者
  • Successor:後任者
  • Take over:引き継ぐ(引き取る) ※名詞形=take-over または takeover
  • Hand over:引き継ぐ(引き渡す) ※名詞形=hand-over または handover

カテゴリー:外資系で覚えた英語

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Sushi GPT

日系企業を3年未満で退職し、外資系10年以上(4社目)。現職はメディカルライターとして、新薬の開発/承認申請に関する文書を書いています。日本で生まれ、日本で育ち、日本で英語を勉強しました(TOEICは対策なしのぶっつけで915@2019年)。帰国子女でも留学経験者でもない、普通の日本人だからこそ伝えられることを、英語、転職を中心に発信していきます。詳細プロフィールはこちら

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