マレーシアでの働き方:多文化社会で、それまでの常識・価値観を揺さぶられる【海外の働き方】

マレーシアでの働き方:多文化社会で、それまでの常識・価値観を揺さぶられる【海外の働き方】

私は現地資本の出版社で2011年末から翌年2月まで雑誌制作に携わりました(ヴィザの問題で退社)。

日本では出版社などで十数年の実務経験がありましたが、他国の出版事情に興味があり、広告で見かけた求人に応募、正社員として採用されました。

この記事では、マレーシア、クアラルンプールでの勤務体験をお伝えします。

この記事を書いた人

マレーシアのクアラルンプールで働いた経験んのあるM様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、外資系歴10年以上、TOEICは対策なしで915(2019年)、英語学習や外資系での経験を発信・共有しています(詳細プロフィールはこちら▶︎)。

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韓国の働き方:自由だが困難も多い労働環境【海外の働き方】

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ニュージーランドの働き方:家族との時間が何より大切【海外の働き方】

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カタールの働き方:厳しい労働条件の中でも仕事を楽しむ【海外の働き方】

2021/7/24

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私は2017年から3年間カタール国ドーハに住み、フルタイムのCA(客室乗務員)として世界各国へのフライトに乗務しました。 カタールに移住する前は日系の会社で3年ほどCAをしていましたが、語学が得意であったため外資の会社への転職を決めました。 この記事では、カタールでの働き方やCAという仕事についてお伝えしていきます。 この記事を書いた人 カタールで働いた経験のあるA様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、英語力をきっかけに外資系に転職し10年以上、現在4社目 ...

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エストニアの働き方:IT先進国の効率的な仕事とプライベートの尊重【海外の働き方】

2021/8/22

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私は日本の大学卒業後、エストニアの大学院に進学しました。 2018年から現在に至るまで、エストニアのタリンに住み続けたかったため、そこで正社員として勤務しています。 仕事の内容は、カスタマーサポート、営業、翻訳、そしてマーケティングなど多岐にわたります。 この記事ではエストニアでの働き方や、その経験を通じて感じたことをお伝えしたいと思います。 この記事を書いた人 エストニアで働いているO様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、英語力をきっかけに外資系に転職し ...

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カナダの働き方:移民の受け入れが進んだ国は、働き方もフレキシブル【海外の働き方】

2021/7/24

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私は2021年1月~3月まで、カナダのバンクーバーで実習生として薬局で働いていました。 実習生とはいえ仕事内容は薬剤師に近く、調剤、お薬の説明、電話など様々でした。 日本で5年間薬剤師をした経験を海外でも活かしたいと今回の挑戦に至ったのですが、 この経験を通して感じた日本と海外の働き方の違いをお伝えして行きたいと思います。 この記事を書いた人 カナダのバンクーバーで働いた経験のあるP様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、英語力をきっかけに外資系に転職し10 ...

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イギリスの働き方:個々の幸せを尊重し互いに協力、プライベート優先【海外の働き方】

2021/7/24

イギリスの働き方:個々の幸せを尊重し互いに協力、プライベート優先【海外の働き方】

私は2020~2021年にかけて、イギリスのロンドンで働いていました。 1年更新の契約で、業務内容は貿易会社での商品売買のサポートや契約書など関連書類の発行です。 日本でも貿易企業で働いていましたが、結婚に伴いイギリスへ移住し、働くことになりました。 本記事ではイギリスの労働環境について、お伝えしたいと思います。 この記事を書いた人 イギリスで働いた経験があり、イギリス人と結婚されたU様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、英語力をきっかけに外資系に転職し1 ...

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オーストラリアの働き方:ワークライフバランスに優れた労働環境 海外の働き方

2021/7/24

オーストラリアの働き方:ワークライフバランスに優れた労働環境【海外の働き方】

私は2021年2月からオーストラリアのシドニーのIT企業にてインターンとしてソフトウェア開発に携わっています。 日本では新卒で入社した家具会社で小売業を3年ほど経験しました。 その後、夢であった海外勤務を実現するために渡豪しました。 この記事では、シドニーでの働き方や日本人の仕事観との違いをご紹介して行きます。 この記事を書いた人 オーストラリアのシドニーで働いているH様に原案を寄稿いただき、ブログ管理人の私が編集しました。私は日本生まれ日本育ちの日本人、英語力をきっかけに外資系に転職し10年以上、現在4 ...

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マレーシアの働き方:いろいろ自由度が高く、宗教への配慮もある

マレーシアの働き方:いろいろ自由度が高く、宗教への配慮もある

お昼休憩がフレックス?

勤務は朝9時から夕方5時まで。マレーシアの会社のお昼休憩は午後1時から2時の間が主流です。

前後にずらすのは普通で、12時から2時半くらいまでは近くの会社の人の姿を見かけました。

残業は必須ではない

勤務先は残業しても1~2時間で、定時退勤も問題ありませんでした。

わたしも、できるだけ時間内に仕事を終えられるよう、効率よく仕事を進めることに重点を置くようになりました。

「時間内にできること」が優先

印刷物の校正は、何度も重ねて精度を上げるものですが、社内にはいつまでも抱えこむのをよしとしない雰囲気があり、

ぎりぎりまで質を追求するというよりは、与えられた時間の中で最善を尽くす方に力点がある印象でした。

女性の服装に厳しい

保守的なムスリムが多い国情から、女性の胸元が開いた服や短いスカートは好まれません。

官公庁などではドレスコードが定められていて、膝丈のスカートで出かけて入館を拒否された話はたびたび報道されています。

一年中暑いので、男性はジャケット・ネクタイなしが大半です。

勤務時間中の礼拝をどう考えるか

ムスリムの社員の礼拝はトイレや喫煙の休憩よりも長く、頻度もあるので、目立ちました。

ただ、直属の上司も「どこに行ったんだろうね?」と言うくらいで、特に本人に尋ねもしなかったのは、理由が礼拝だからでしょう。

宗教については「センシティブな問題」として、言動に注意しているのを感じます。

「民族」「宗教」にかかわる祝日多数

有給休暇もありますが、それ以上に目につくのが、民族や宗教に関係する祝日です。

「中国正月」「断食明け」など大きな行事のときは会社で一斉休暇にしているところも多くあります。

多くの人は仕事より家族優先

お正月に親族で集まったり、宗教祭日に礼拝に出かけるのは、大切なことと考えられているため、休暇は取るのが当然、という意識です。

「目上を立てる」感覚はあり

基本的に年齢や社会的地位が上の人に敬意を払う社会なので、「目上を立てる」「面子をつぶさない」感覚はありそうです。

しかし、「目上」に当たる側がその意識を欠くと、自分の好みや要求を無理強いする構図になりやすいと感じました。

「呑まない人」がいる前提の社会

ムスリムは戒律で飲酒が禁じられています。他にヒンドゥー教徒や仏教徒にも飲酒の習慣がない人がいます。

結果、呑める人だけで集まるか、呑めない人も楽しめるようにするかを考えることになり、会社の呑み会は日本ほど頻繁にはなさそうです。

多言語社会の難しさ、面白さ

官公庁の文書は国語のマレー語ですが、実際には英語が広く使われていているほか、日常的に複数言語を耳にします。

英語で仕事はできますが、どの言語が話せるかによって情報源が違ったり、親しさが変わることは十分にあります。

マレーシアで働いて学んだこと

ときには人を頼ることも必要

日本では「他人に迷惑をかけないように」と、よく言われます。けれども「迷惑」が何を指すのか、かなりあいまいです。

他人が手にした成果にちゃっかり便乗するとか、助力を当てにして自分では努力しないというのは感心しませんが、

何もかも自分ひとりでしなければならず、ひとを頼ってはいけないとしたら、それはずいぶん厳しい社会のような気がします。

「迷惑」をかけてしまうこともあるから「助ける」という発想

わたしの職場は、互いに助け合う雰囲気がありました。苦手なところを手伝ってもらう代わりに、自分ができることは引き受けようというメンバーがそろっていたので、「助けて」と言い出しにくいことが少なかったのです。

もちろん、マレーシア全体がそうだと一般化するつもりはありませんが、「自分の責任」を抱え込んで独りで頑張るよりも、各人が得意なことを発揮するチームワークの方が、仕事はやりやすいとわたしは感じました。

相対化できる軸ができた

海外勤務は勝手が違うことも多い(というか、ほとんどそう)ので、「当たり前」「常識」と思っていたことが、そうでもないとわかった点は収穫でした。

価値観が揺さぶられたことで、無意識に自分で枠を作っていたことから離れた発想が生まれたり、まずは口に出してみる、働きかけてみるという風に、わたし自身の態度も変わったと思います。

この記事は以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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れおん
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れおん

日系企業を3年未満で退職し、外資系10年以上(4社目)。現職はメディカルライターとして、新薬の開発/承認申請に関する文書を書いています。日本で生まれ、日本で育ち、日本で英語を勉強しました(TOEIC 915@2019年)。帰国子女でも留学経験者でもない、普通の日本人だからこそ伝えられることを、英語、転職を中心に発信していきます。詳細プロフィールはこちら

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